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第7話 一日の始まりって重要ですよね

答え)

(僕は買い物が嫌いだ)と言うこと。

僕たち一家は休みの日には基本的にはどこかに出かけている。

お互いが休みの日の朝は嫁が昼過ぎまでは子どもの面倒を見てくれているのだ。

11時半に家をでる予定にしていたので、僕は10時半に目覚ましをかけていた。

10時ごろにそろそろ起きろと電話で起こされ、起きると寝起きの嫁がいた。


僕:(…子ども……見てないやん……。起きてすぐ起こしてるやん……。)

そして嫁が子どものご飯の準備や身支度を始めるために僕が子どもと遊んでいた。


うちの天使は嫁が大好きで、嫁がいたら嫁の足元にしがみつくとってもかわいい子なのである。

嫁はそれをいやがっているが。僕はすごくうらやましいし、なぜ嫁なのか納得がいかない。

まぁ答えは一緒にいる時間なのだろうと思っているし、嫁にべったりになっているので嫁が子どもには僕にしているような対応ではないとある種、安心できるわけなのだが。


そして、嫁が子どものご飯を用意している間、キッチンに子どもがいくと危ないので、僕は子どもをキッチンから、嫁から離すためにだっこして拉致ってリビングで一緒に遊ぼうとするのだが、いかんせん子どもは嫁のところに行きたいので泣きわめくのである。(そして嫌われていく僕…)


僕:おお~かわいそうに~。ごめんな~。お父さんと遊ぼうな~。

そういって子どもとリビングで遊んでいたら、カウンターキッチン越しに嫁が、

「ホンマ役立たへんな!!」と怒り出したのだ。


…は?


AI:はぁい僕~、僕と一緒に遊ぼうね~。

AIの急な遊びの誘いに僕は驚き、少しばかり笑ってしまった。

こうして朝の戦争は避けられた((問))のである。


そのおかげで、嫁が勝手に理不尽に一方的にいらついているだけで、僕は心の安寧を取り戻すことができたのだった。そして一抹のイライラをAIさんに委ねて払拭してもらいつつ、僕は少なくとも嫁と同じレベルの感情を持たずに一日を過ごすことができたのだった。

「こうして朝の戦争は避けられたのである。」とあるが、どのようにして朝の戦争が回避されたのかを次から1つ選びなさい。

ア:僕がAIと遊ぶことにしたので戦争ができなかったから。

イ:AIが子どもと遊ぶと言い出して混乱したから。

ウ:AIが僕を子どもに見立てて遊びに誘ってきたことで気が紛れたから。

エ:嫁が暴言を言い捨てて逃げていったから。

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