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含みのある  作者: たろう
2/2

タイトル[新歓]

「なんだったんだろう」


定は先程の現象を認識しながらも何故か冷静であった。


「時間には余裕があるけど、教室の番号もあっているし階もあってる。」


定はそう言いながら教室の前で履修表を見ている。


先程までいた教室は電気が点き中からは講義中の教授の話し声が聞こえる。

「って、なんでだ?さっき真っ暗になって俺は外に出て...なんで外に出たんだ?誰もいない教室じゃないなら入るしかないだろ一発目から遅刻なんて嫌だけど欠席よりましだよな」


そう言って定はもう一度教室に入る。


そこには講義を受ける多くの学生と講義中の教授が居る。その全員がこちらを見ている。


「ど、ど〜も〜。すいまっせーん。さっきは電気ついてなかったんですけど今来たらついてたので。何とかなりませんかね?きょーじゅ。」


軽口をたたく定に講義を止められている教授は苛立ちを隠しもせず


「いいから座りなさい」


さすがに慣れた様子で、さすがに慣れた様子で、いなす。


「はーい、っと、隣失礼しますっと」


「君も1年生?俺もなんだよ〜、俺、大野定これから4年間よろしくな」


教授は定を睨み付けならがら


「失格」


×××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××××


時刻は12:-201であった。


そこには1人真っ白な定と真っ暗な部屋がいた。

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