第85話 擬似氷樹
…はい、遅れてすみません(´・ω・`)
言い訳ではないのですが…ちょっと走って集団演技して走って身体を日焼けさせていました…そして書くことも間に合わなかったんです。
はい、私は無能アンポンタンです、はい。
どうも、ファンタジー武器もいいけど現代兵器も捨てがたいミーシャです。
今は少し暇を持て余しています…
あの後、割とすぐにアルルさんは目を覚ましたのですが、氷樹の欠片を研究用に欲しいとせがまれたので渡したら部屋に閉じ籠もってしまいました。
「アルルさん、もう一週間は部屋から出てないですけど…」
「いつもの、事…」
長い時は3ヶ月くらい部屋に籠もって研究に没頭するらしく、その間リユちゃんは身の回りのお世話をするそうです。
「ルジェちゃんも部屋に籠もってるんですよね…」
あの変た…変な人に頼まれた伝言をルジェちゃんに伝えると、思い悩んだ顔をして部屋に入っていったきりです。
「出来たぞッ!!!」
バンッと扉を勢いよく開けて嬉しそうな笑みを浮かべて出てきた女性…アルルさん。
「どうしたんですか?」
「氷樹の素材は実に興味深い、特に魔力を拒絶する性質であるにも関わらず魔力で構築された物質というのは…」
「じー…」
「おほん…今回作れたのは結界と銃よ」
「結界…?」
私が今一ピンときていない顔をしていると、アルルさんが補足を入れてくれました。
「この氷樹の結界は、半径3メートル以内の魔法を打ち消す効果を生み出せるようになったんだ!!それがたとえタイタル・ウェーブやヘル・フレイルなどの大魔法すら防げるんだよ…計算上はだけど」
かなり凄いらしいです。ただし、物理攻撃には無力なのと、自分の魔法を無効化てしまうので扱いはそこまでよくなさそうです。
「いや、前線に出る騎士にこれをもたせれば飛来する魔法を全て無効化できるんだよ?」
あ、全然そんなこと無かったです、普通にぶっ壊れ性能でした。
「それで、銃の方は…?」
「はい」
アルルさんが妙ににこやかな顔でテーブルに置いたそれは、♢の真ん中を上下に離した様な銃口に淡い水色の光を放つラインが入ったハンドガンでした。
「その銃は通常時は魔力弾を撃つけど、解除コードの認証で氷樹の魔力組成を元に【擬似:氷樹杭】を射出し、刺さった対象のスキルと魔法を無効化するんだ」
「…」
それって、魔術師にとっては天敵なんじゃ?
「でも、氷樹を完全に複製するのは失敗したけどね。疑似氷樹は5秒くらいで空気中に溶けちゃうし…まぁ、刺さった対象の魔力を吸収して維持する事が出来るけど、それでも15秒くらいが限界だよ?しかも性能的に【擬似:氷樹杭】5発撃つとオーバーヒートしちゃうからいざという時用かな」
「いや、それは数でカバーするか強敵にだけ使用するようにすればいいんじゃないですか?それに、擬似でも氷樹であるなら魔法で防ごうとしても食い破れるのでは?」
デメリットを多く並べてましたけど、普通に強いですからね?
「それは初見ならだよ、対人間用には使いづらいかな…魔物は質よりも数で押し潰してくるから…ボス用だね。じゃ、これはあげるわね」
…???
アゲル?
「…?当たり前じゃない、それは貴女が氷樹を手に入れてくれたから出来たものよ?それに、作り方はメモしてあるから複製なんて研究時間より早く済むから別に問題無いわ」
え、この人こんな危険な武器をぽんと渡してきたんですけど、普通はここから値段交渉とか…
「そうだ、魔力を注ぐと擬似氷樹の性質を発現させる液体が出来たのだけど、染色に使ったら同様の効果が得られる事が分かったの!!貴女の服にも使ってみる?」
大丈夫なのかな…この人。
まぁ、貰えるものは貰っておきましょうか♪
銃口はイメージ的にはこんな感じ
⬇
∧銃身銃身銃身銃身銃身銃身銃身銃身銃身銃身
∨銃身銃身銃身銃身銃身銃身銃身銃身銃身銃身銃
なんかなんかなな 引き金グリップ
んん グリップ
かなかなんか グリップ
んかなんか




