第61話 報酬
どうも、何だかお久しぶりのミーシャです!!
今は、白氷竜を討伐したので女王様に報告していたのですが…
「よくやってくれたわっ!!」
女王様はそう言うと、私を抱きしめてきます…そのせいで柔らかいものが私の顔を覆いました。そうなったら…
「むぐぐ〜っ!?」
…はい、息が出来ませんね。布越しからでも分かる弾力と息苦しさに襲われています…嫌だ、おっぱいに殺されるのは嫌だ…っ!?
「あの、ミーシャさんが息できてませんよ?」
「あら、ごめんなさいね?」
「あ、ありがとうございます…」
本当に助かりました、えっと…魔法使いっぽい人!!
…というか、女王様なのにこんな事していいんですか?
「ん?別に問題ないわよ?」
「あれ、声に出てましたか?」
「えぇ…その疑問に答えると、よほどおかしな事でない限り私に意見できる者何てこの国にいないからよ」
「なんたって、この人はあの御伽話の魔王と勇者の娘ですからね」
ムスメ…?むすめ………娘さんっ!?
「あわわわわ…」
「そう慌てなくてもいいわよ…別に公式の場じゃなくて私の個人的な依頼なんだから…そうそう、報酬を渡さないとね」
女王様が魔法使いの女性に目配せすると、女性は何処から取り出したのかテーブルの上にガチャガチャと金属同士がぶつかる音が鳴る大きな袋を置きました。
「今回の依頼で討伐した白氷竜と氷竜の素材、そして白金貨百枚を報酬とするわ」
白金貨十枚…えーと、白銀貨一枚で百万円、それが十枚で白金貨一枚…つまり、一千万円っ!?
「それと、討伐した白氷竜と氷竜の素材も買い取るわよ?」
うーん、アイテムクリエイトで作りたい物もあるので半分くらいは残して、後は全部売っちゃいますか。
「それじゃあ、話は通してるから闘技場に行って素材を出して来て欲しいのだけれど…」
「はい、すぐに出してきますね!!」
「そうそう、リザが転移魔法を使えるから連れて行ってもらって?」
「リザ…?」
「…私です」
あ、魔法使いの人…リザって言うんですね…まぁ、呼ぶことはあんまりないと思いますけど。
そして、魔法使いの人に闘技場に転移させて貰って白氷竜の牙や鱗を大量にインベントリから出していきます。
「おいおい、どうなってんだよ…」
「アイツ何もんだっ!?」
ん…?何処からか声が…と思って周りを見渡すと、観客席に先程までいなかった人がたくさん居ました…なんで?




