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異世界で【天職:プレイヤー】やってます!  作者: フユルト
第五章〜:白雪、氷の森
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第55話 氷華の国を観光しますっ!!

どうも、コタツが恋しいミーシャですっ!!


今は魔道士の女の人と別れた後、宿を予約して観光中です…


「それにしても、凄いですね…」


道は水色をした石畳で、建物などは真っ白なレンガと木材で造られていて、とても新鮮です。元いた世界だと、こんな景色見られませんからね…


「あ、そういえば香辛料がもう無くなりそうでした…」


それに気づいたので、私は香辛料店にハ入りました。店内はそこそこ広く、色んな香辛料が並んでいました。


「あの、香辛料を買いたいんですが、胡椒とハーブを何種類か…あ、それとこの辺りで採れる香辛料って何かありますか?」


「この辺りで採れる香辛料って言ったら…ホワイトアーブルの葉とかだな」


ホワイトアーブルというのは、氷華の国にしか生えていない白い木のことで、木材に使用される他、葉っぱと根は香辛料や漢方の材料に使用されるそうです。


「…いつもは簡単に手に入るんだが、ホワイトアーブルの森付近に大型の魔物が現れたらしくて、国が入るのを制限してて中々手に入らねぇんだ…悪いな」


残念ですが、ホワイトアーブルの素材は今回諦めて、当初の目的だった香辛料を補充しました。お店から出ると、何処からか美味しそうな匂いがしてきました…辿っていくと、そこには小さめのお店がありました。


「すみません、ここって何を売ってるんですか?」


「ん…?あぁ、外から来た人かい?ここはクーシュルを売ってるんだよ」


「クーシュル…?」


「クーシュルっていうのは、ホワイトアーブルの葉っぱから絞り出した汁をパンの生地に混ぜ込んだもので、焼くと生地が白くなって、モチモチしてるんだよ…まぁ、他にも作るのに重要な素材もあるけど、それは秘密なんだよね」


試しに買って食べてみると、確かにモチモチした食感と共に、パン特有の甘味と恐らくホワイトアーブルのほんのりとした香ばしい味が口の中に広がります。


「美味しいれふ…♪あ、でも、確かホワイトアーブルの森には…」


「何だ、知ってるのかい?魔物のせいで仕入れが難しくなってて、店を畳まなきゃいけないんだよ…」


気の強そうなお姉さんは、少し困った笑顔を浮かべていました。むぅ…どうにかしたいですけど、国が制限してるなら無理ですよね…




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