第32話 魔竜討伐…です
気が向いたら、グランテーゼ:神話崩壊を見に来てくださいね?
…とか言っても、誰も見てくれないですよね…(´・ω・`)
まだ始まったばかりなので、日曜日の深夜か、月曜日の朝あたりにグランテーゼ:神話崩壊の大更新を行なう予定デス…(確率78%)
深い霧が立ち籠める森の中…一人の金髪蒼眼の少女が歩いていた。
『ほほぉ、よく来たな勇者よ…我が名は…』
「ホワイト・アウト」
霧の中から姿を現した竜に向かって、白い光を纏った聖剣を躊躇なく振り抜く。通常の相手ならば今ので死んでいるのだが…
『酷いではないか、久方ぶりの再会だというのに…』
「チッ…さっさと死ねば良いものを」
目の前の竜の言葉に対して、ヴェスタは辛辣な態度を見せる。
『随分と冷たいなぁ?我が一体何をしたと?』
「封印期間が長すぎて遂にボケたか?今まで何人の罪のない人を貪ってきたか忘れたのかッ!!」
ヴェスタはキッと睨みつけるが、竜は首を傾げる。
『んん?何をおかしな事を…我は生きる為に人を食っているのだ。人が家畜を食うのと何が違う?貴様こそ、一体何体の魔物を屠ったか覚えているのか?』
「話にならないな、お前は人など食わなくても生きていける癖に…」
『それを言うなら、貴様ら人間こそ食わなくても生きていける物を食しているではないか?我にとって人間は美味い。だから食う…それだけの事よ』
そう言って振り下ろした前足を、ヴェスタはバックステップで回避し、聖剣で反撃する。
『無駄な事を…』
しかし、聖剣で斬りつけた傷はすぐに再生する。
『我のスキル、エナジードレインは近くに生命がある限り、生命力を吸い取って再生するのだぞ?お前こそ、ボケたのではないか?』
「…使ったな?そのスキルを…ミーシャ!!」
ヴェスタの言葉と同時に、上空から巨大な火球が魔竜を包み込み、辺り一帯を焼け野原にした。
「これでお前は再生できないだろう?」
『なら、貴様から吸い取れば良い話しよ…何故干からびぬのだ?』
魔竜は、いくらエナジードレインを使っても、ヴェスタが干からびない事に疑問を持つと同時に、自身から生命力が抜けていっていることに気付く。
『き、貴様ッ、一体何を…』
「なに、この身体の持ち主は相手が使用したスキルを獲得できるらしくてな?私が憑依すると持ち主は霊体として外に出てしまうが、霊体と身体にも獲得したスキルを使えるようだから…おっと、もう干からびてしまったか」
ヴェスタは、先程まで魔竜だったミイラに背を向けて、霧の中へ消えて行った。
相手が生命力を吸って倒すなら、こちらはヴェスタちゃんとミーシャちゃんのダブルエナジードレインで倒すまで…( ・∀・)




