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【金澤佳雅 神坂御坂】 御坂レイの知らない世界 【復刻版】





この文章は2013/12/09 07:10に描き始めました。


此の文章は空想小説です。




私、御坂レイ。


私の知らない世界。

それも知らない。


そう言う訳でもない。


なぜって。


左肩が夜になると痛くなる。

BCGの関係もあるかも知れない。

ただ、解剖される感触が伝わる。


え?


私は、普通だと思ってた。


なぜって、たぶんコピーが殺されている。


そんな風に思っていたから。

それが真実なのかな?って

考えていた。


どう考えても。




具体的には。

痛みが来た後、目がかすむ。

それ以外にも、お腹を裂かれる感覚。

中身を取り出される感触。


そんなのが、毎晩。




相当数のコピーが居ると思う。




中には暴れるコピーも居るみたい。


だって、手首と足首が締め付ける痛みで・・・。


それは、精神科病院だと、拘束具というのがある。

だから当然かも知れない。

ただ、一般的に考えるとおかしい。

どうしてもおかしい。


それが、毎回夕食後に始まる。




左肩の注射

目が霞む

そして、不自然な感触。


幻触

幻痛


そんなようなのが毎回。




そして、ふと思う。

私のコピー何体いるの??




そんな毎日。

それが毎日になると・・・。




と思いながら生活している。


ただ、現時点では精神科病院の中。


だから、何とも云えない。




もしかして?

私も、解体されるの?




それは前の病院で思っていた。

前の病院は手術室が在ったから。


ただ、私には関係なかった。

結局、外科や整形外科の手術だけだったみたい。

ただ、サンプルとして、何かを保存しているとか。

そう云う噂は流れていたから。


今思うと、珍しい病院。

何故って、単科病院と違って。

総合病院で精神科をしていたから。


一般の人も居たし。

精神病者も居た。


そんな

病院だった。




今は、一般的な精神科の単科病院。


次の入院先は県立精神医療センターと

云われている。


そんな、今の状況。




御坂レイの私でも・・・。

何となくは解っている。


だからと云って、

全て知っている訳でもない。


それが

現状でもあるし現実でもある。


知らない方が無難なこともある。


そんな考え方も私の中には在る。




これからも、精神科病院で生活すると思うけど。

現実として外に出られたら、此の情報が公開される。

ただ、現実問題として、ここから出られない。

そんな現状もある。




これから先もどうなるか解らないけど。

精神科病院で


幻痛

幻触


これらと、戦わないといけない?


そうでもない。

普通に過ごして行く感じ。

それが、永遠と続いて。


最期を迎えるのかも知れない。


そんな事も考えている。


此の文章が発表されない。

そして、命が尽きてしまう。

そう考えても問題ない。


ただ、此の文章が公に成ることもない。


半永久的に補完されてしまう。


それではつまらない。




私はそう思うから。


折角なら、この情報を活用して欲しい。

何年掛かっても。

此の情報を公開して行きたい。


それが、私の仕事でもあるから。


小さな精神病者の戯言かも知れない。

それでも、公開はして行きたい。

そんな事を考えながら入院している。


これから先もどうなるのか。

不透明だけど。




実はそれが、私の知らない世界。


そう、未来が見えない。

つまりは、過去しか見えない。

ただ、前向きには考えている。


それが、私の現実・・・。




この文章は2013/12/09 07:34に描き終えました。

この文章は2013/12/19 08:12に加筆訂正しました。




制作統括 金澤佳雅

心霊考察 御坂レイ

諜報考察 神坂怜子

心理考察 多胡佳子

文化考察 金井澤雅子



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