【金澤佳雅 神坂御坂】 何度も手術を受けるとあるコピーの話 【復刻版】
この文章は2014/01/12 07:44に描き始めました。
此の文章は空想小説です。
「痛い！ロッキー貰おう。」
彼女は、御坂レイから、
生成された、コピー達の一人。
番号は・・・。
８６０１０３
此が彼女のＩＤ、そう。
原本から４年遅れで生成された。
そんなコピー
ところでロッキーとは、
ロキソニン、若しくは、後発医薬品ならば、
ロキペインやロゼオール、其れを指しています。
「これで少しは、痛みも取れる。」
彼女は、痛みと戦っていた。
そう、幾度となく手術を受けて、
体はもう、ボロボロ。
「此で、何度目だろう・・・。」
「幼い頃からカウントしても。」
「もう５～６かな？」
彼女は、実験対象として。
何度も手術を受けることが、目的。
と云うより、元々弱い体の設計、
つまり、手術系のコピーと云う事。
「副鼻腔拡張手術に・・・。」
「あと、そうだそうだ。」
「扁桃腺取り出しも在った。」
「そうだ、最近は、子宮頸ガン。」
「そんな手術もした。」
「そうだ、おへその奥・・・。」
「尿膜管摘出手術もしたなぁ。」
「私も、研究目的と云っても。」
「ちょっと大変だなぁ。」
そんな事を彼女はボヤいていた。
「しっかし痛いなぁ。」
「色々手術してるからだよねぇ。」
「そうそう、頭痛持ちだからなぁ。」
その原因は彼女は把握していた。
単に、太っていたから。
原作者である私、金澤佳雅も、
昔は１３３ｋｇも在り、体も、
だるかったですが。
やはり、頭痛持ちでもありました。
因みに現在は
９３ｋｇくらいで、未だ痩せないとです。
そして、彼女は、研究材料である。
その様な旨を、告知されている一人。
８６０１０３ですから。
０１コードは、出来の良い遺伝子配列。
つまり、理解が早く、そして、
技術者としての素質がある。
それが、２桁目のコードで判る。
「でも、ホルマリン漬けの扁桃腺・・・。」
「観てて良いよね。」
彼女は２つある、扁桃腺の片方を、
記念に受け取っていた。
へそフェチの人なら判るかも知れませんが。
尿膜管も２本あるので、片方を・・・。
そう、受け取っていた。
「この、尿膜管・・・。」
「昔の彼氏なら、欲しがっただろうなぁ。」
そう、彼女たち、つまり、コピー達も、
普通に恋愛したり、Ｈしたり。
それも、可能なのです。
ただ、遺伝子性質上。
ヤリマンが多いのが、このコピー達の、
特徴でもあります。
つまり、原本の神坂怜子自身が、其れなりの。
手八丁口八丁、下の口も穴八丁・・・。
原作者本人の意見としては。
ブログにするなら、成人指定かなぁ？
と金澤佳雅は考えています。
ちょっと、度の過ぎた事を偶に、
云ってしまう、それが原作者です。
「今の旦那も十分だけどね・・・。」
「まぁ、前のはおかしかったから。」
「私としては、今の旦那がしんみり来るからね。」
そう、彼氏や旦那を持つ場合も在ります。
その場合は、大抵伏せていたり。
告知するコピー達も居ます。
幾ら遺伝子をコピーしても、
幾分かの顔立ちや体型の違い。
其れ以外にも、性格の違い。
その様な差が生まれるのもコピー達です。
フルコピーも居ますが。
街中ですれ違っても判らない程度の差。
その差は創ってあるのです。
「でも厳しいなぁ。」
「手術費用は、高額医療費請求で。」
「１０万円迄で済むけど。」
「結局、お金が必要。」
そう、幾らコピーだからといって。
其処までは、面倒見ない。
と云うより、世間様と同じ水準の、
活動が出来る。
そんなコピー達は、実費で行っています。
「旦那の稼ぎが良いからいいけど。」
「私も良い旦那見つけたなぁ。」
「前の彼氏は年金だから。」
「牛耳っても、６万５千円しか出ない。」
「今の旦那なら、もっとこそぎ落とせる。」
「今の旦那には感謝しないと。」
これが、何度も手術を繰り返している。
そんな、コピーの話です。
この文章は2014/01/12 08:22に描き終えました。
制作統括 金澤佳雅
心理考察 多胡佳子
文化考察 金井澤雅子
心霊考察 御坂レイ
諜報考察 神坂怜子
技術考察 山ノ神未來
