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告白。そして、良いトコゲーム♪

 「誰もいなくなったかぁ。どうする?どっち歌?♪」

「えっとぉ、うん、俺歌うし♪」

俊は、マイクを取ると『家探し』の主題歌である『見ーつけた』を歌い始めた。

「―アナタがぁ見つけた宝石(姿)。誰も見つけてはくれなかった本当の宝石(私の姿)。誰が見つけてくれるわけもなく、ただ時間が過ぎる。アナタが見つけてくれなければ、脆く壊れていた自分――『ありがとう』」

最後の歌詞は、メロディーにあわせて歌うのではなく、ただの『言葉』として放たれる『メッセージ』。歌う人によって代わってしまうその『言葉』を、俊はそのままの『感謝の意』として伝えた。自分の気持ちに気づかせてくれた未来に。

  

 「結局、誰も来なかったねぇ。どうすんの?お金」

「あぁ、俺払っとくよ。たまにはカッコつけさせろよ♪」

「……なぁ~んか弟に奢ってもらってるみたいで、嫌ぁ。まっ、今回はよろしく頼むけどね♪」

「結局、かよ♪」

俊はそうあきれながらも、頬が赤くなっているのを感じ、すぐにレジに体の位置を戻した。

 「なぁ~んか、今日はカップルできまくりだったね♪笑える」

「そうんだな。……あっ、なら、俺らも付き合っちゃう?」

自然に出た言葉。冗談交じりで、自分の本気の入っていない告白を、俊はしてしまった。それでも、後悔はしていなかった。結局は、自分の気持ちを『偽り』ちして伝えたとしても。たとえ、『偽り』が『本音』でも……。

「……えぇ~!?私、彼氏にならないタイプの人なんだぁ♪それに、彼氏彼女になっちゃうとさっ、学校で真面目に話できないじゃん?俊ちゃんとは、そのままがいいんだよね」

「えっ?本気にした?」

「嘘なのぉ?サイテー」

「ハハッ、ゴメンゴメン。まっ、マジだけどさ」

「バカァ」

俊は、冗談で言ってしまった自分への後悔をした。言った発言にではなく、自分の『身勝手さ』。そして、未来の『NO』の答え……。

「でも、俊ちゃんは好きだよ。だって、面白いし」


 結局、そこで未来と俊は別れた。ケータイを確認すると『新着1件』と表示されていた。

『ハロー。俊、どうだった?告白したか?』

相手は浩介。浩介の性格からして、馬鹿にしてくるかと思った俊だったが、浩介は俊が告白できていないことを知っているかのようにいつもよりも優しい文面だった。

『まだ。ゴメンな』

俊がメールを返すと、すぐに返信があった。

『ゴメンって、謝る必要なんかねぇよ。俺に被害あるわきゃねーしな』

『優しいのな♪』

『当然!』

『サンキュッ』

『だぁかぁら!お礼も謝罪もいらないっての!そぉだな。あえて言うならば、お礼は成功したら、だな」

『了解』

そこでメールは終わった。合理的な浩介にとって、『了解』に返信する文がなかったのだろう。

「成功したらかっ……もう失敗したっての」

そんなことを1人で呟きながら自転車を漕いでいると、今しまったばかりのケータイが音を鳴らした。相手は知らないアドレスだったが、すぐに誰だか分かった。

『アド変しましたぁ。  工藤未来 P.S.俊ちゃん←好き好き」

『社交辞令、感謝します』

俊はあえてメールを敬語にした。いつものノリではいられなくなっていたからだ。

『本当だったら?』

俊はそのメールを見て少し経った後、未来に電話を掛けた。

『もしもし。俊ちゃん?』

「そっ」

キィ……。俊は野道に自転車を止めた。

『何?』

「いや、お前のメールみたからさっ」

『それで?』

「なんとなく電話しただけ♪」

『おちょくり禁止令だすよ』

「冗談♪……俺にも、まだチャンスあんのかなぁて思ってさ」

俊は最後の文章を小さくして言った。

『何?聞こえない』

「何でもない。あえて言おう『好きな人には、正直になれないのが男なのさっ』」

『誰かの受け売り?まぁ、俊ちゃんらしいっちゃ、らしいけどね』

「そう?っあ、そうだ。今からさぁ、家に着くまでゲームしない?」

『何の?』

俊は息を少し整えるのと同じくして、自転車にまたがった。

「相手の良いところを言っていく」

『……しゃーない!いいよ♪』

「さすが、ノリ良い♪じゃぁ、俺からな。可愛い」

『優しい』

「綺麗」

『カッコ良い』

「ノリが良い」

『可愛い』

「……キスしたい」

『馬鹿……』

俊は、その言葉にクスリと笑った。

(やった。いつもの会話だ♪)

「おっぱい大きい。つーか今の悪口な♪」

『俊ちゃんだって、エロエロじゃん」

「好きだよ……」

 俊の言葉は、少しだけ吹いてきた秋風とともに、貴方に届く……。

 自分を大切だと思ってくれる人の『想い』届いていますか?

 ふぅぅぅぅぅ……。

本当はこんな物語を読んでくれた皆様の方がため息なんですが、一応僕の書いている中ではすご~く長いシリーズだったので(この話にでてきた他のメンバーの恋物語も含みます)嬉しいため息です。この物語は、全て僕の友達の話を参考にさせていただいています。なので、この場をお借りして……

「ありがとう!」

を伝えます。

 貴方は、どうゆう恋愛をしてみたいですか?(いきなり問います)

 素直な恋愛?正直になれない恋?漫画的な恋愛?強引な恋?

僕はまだ経験してませんが、友達曰く、

『全ての恋愛、恋には、『愛』がある!』

だそうです。 まだまだなのに偉そうで本当にすみません!

それでは、今回はこれで終わりとさせていただきます。では!また会える日まで!

ここまで読んでくれた皆様と、この物語を作る切っ掛けをくれた全ての皆様に、

      『ありがとう』

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