恋君よ、静かに眠れ
拙作は「人を殺める場面」や「死描写」といった残酷描写が含まれます。
苦手な方はご注意くださいませ。
※ 「私」と書いてありますが、男性の一人称として使用しています。
私は君のことが好きすぎて誰かのものになってほしくない。
君は私のものになってほしい。
君のためならば、私は壊れてもいい。
寧ろ、壊してほしい――
私は君を愛しているからこそ殺してしまいたい。
君は私に……
毒を盛ってほしいかい?
首を絞めてほしいかい?
射殺されたいかい?
刺殺されたいかい?
全部盛りがいいかい?
君は面白いね……
ゾッとした顔をして「貴方は可笑しい。どうかしている」って……
はは……君は今までずっと気が付かなかったようだけど、これが私の本性だよ?
さあ、どれにするかい?
さっさと選んでくれないかなぁ。
綺麗な状態がいいなら首を絞めるか毒を盛ってやる。
穢れた状態がいいなら……全部盛りで。
私は優しい人間ではない。
今までの私は善人の仮面を被っていただけ。
君、とてもいい顔しているね!
もっと恐怖に怯えるがいい!
睡眠導入剤入りの君が好きだった飲み物を飲ませ、首を絞める。
あーあ……苦しんだ顔をしたまま死んじゃった。
私は眠るように死んでほしかったのになぁ……
君が死んでも私は骨の髄まで愛してやる。
君に悪い虫が付かぬよう、私は心中して見つかるまでずっと追いかけてやる。
恋君よ、静かに眠れ――
目を覚まさずに
ずっと
永遠に眠れ
最後までご覧いただきありがとうございました。
2026/05/03 本投稿




