【ラーメンとライトノベルの共通性Ⅲ】
総括に入りましょうか。
まぁワタシは「ラーメン」の専門家でもマニアでも無いので
(ソレどころかなるべく「炭水化物」を摂らないようにしています……('A`) )
かなり大雑把な区切りをしていますが
概要の部分は外していないと想います。
前稿で云った『濃い味付けのラーメン』の後は、
コレはもう聞いた事あるんじゃないですかね?
『大盛りつけ麺』『二郎系ラーメン』『家系ラーメン』と、
俗に【爆食系ワイルド】と呼ばれる。
食が細い人や女性には完食出来ないような、
麺は超大盛、スープは大量、
そして何より具が肉も野菜も脂もその他のモノも
ドンブリからはみ出るほどに乗せられた
大ボリュームのラーメンが『主流』となっています。
もうここまで来たらお解りでしょう、
現在の「ライトノベル」で云う処の
「異世界」「チート能力」「無双(最強)」「ハーレム」
「悪役令嬢」「追放」「ざまぁ」等、あらゆるジャンルが
【過剰積載】になっている状態です。
良い悪いの判断は敢えてここではしませんが、
今までの流れからしても
『この二つ』の概念は非常に似通った構造と遷移を辿っています。
言葉が悪いですがラーメンは「ラオタ」
ラノベは「キモオタ」と、
【一部の人は】一般の方に【敬遠】されるという点も
また非常に酷似しています……('A`)
どちらも元は『大衆文化』
そしてラーメンはうどん、蕎麦の『偽物(二次創作)』
ラノベはアニメ、漫画の『偽物(二次創作)』
という所に端を発しているのも面白い部分です。
無論、作中敢えてハズしましたが、
ラーメンにも『ニューウェーブ系』『新世代系』と呼ばれる
【良い材料を使って妥協せず、本当に美味しいラーメンを作ろうとする】
潮流は存在します。
昨今メディアで報道される「人気ラーメン店」も、
決してワタシが上記で挙げたようなモノばかりではないでしょう。
しかしこの『二つの概念』には、
その【共通点】が多く見られたので、
今後の創作のヒントになればと言語化してみました。
どうやら、個人的にはライトノベルはラーメンの流れを
【やや遅れてトレース】する傾向があるようなので、
そろそろ『ある種の変化』がライトノベル全体で起こるのかも知れません。
【本当に心の底から面白いと想えるライトノベル】
出て来ると良いですね――。
≪完≫
「昨日」完全に忘れてました……('A`)
もし『お待ち』の方がいましたら
誠に申し訳無いです……('A`)