【ラーメンとライトノベルの共通性】
【ラーメンとライトノベルは似ている】
兼ねてより何度か云っている事なのですが、
新しい視点を発見したので綴ってみます。
まず某有名な「ラーメン漫画」からの引用ですが、
【ラーメンはフェイクありきの食べ物】
なのだそうです。
ここでその「詳細」を長々語っても良いのですが、
皆さんが知りたいのはラーメンではなく
『ライトノベル』の事なのでソレで例えましょう。
1990~2000年に至る、
まだ『ライトノベルという言葉』が定着していない頃、
主にライトノベルとして書かれていたのは
大ヒットした【アニメ、ゲーム、マンガのノベライズ】でした。
正に『本家』は別に存在し、【小説は別に無くても良い】状態なのですから
正にフェイク、『偽物』と云って良い創作形態だったでしょう。
オリジナルの作品も無くは無かったですが、
全体としての『本流』は上記のジャンルの【二次創作】
そして「小説単体」で評価される事はほぼ皆無で、
その殆どがアニメ、マンガ、ゲームを織り交ぜた
『メディア・ミックス』によって生み出されたモノです。
ラーメンも現在の形ではなく『昭和初期の頃』は、
麺は工場で大量生産される既製品、
スープは安い鳥ガラや野菜くずに
化学調味料を大量投下した代モノ、
チャーシューは「焼き豚」と言ってますが
実際は焼いておらず『煮て』作っていました。
ソコにある『精神』に、一体「何」を感じ取れますか?
【美味しいラーメンをお客さんに食べさせたい】
という想いは果たして感じ取れるでしょうか?
ワタシが云うまでもなく、
【簡単に作ってお金を稼ぎたい】
ソレが嘘偽りない『当時のラーメン店の本音』だったでしょうし、
戦後高度経済成長期の時代に
「ラーメン屋」が大量発生した理由でもあります。
でもこれ、ナニカに【似て】ますよね?
現状の『長文タイトル』『テンプレストーリー』
『異世界チート』『すぐに流行に乗っかる作者』
彼らは果たして、
【良い作品を描きたい】
【面白い話で読者喜ばせたい】
と、本当に考えているのでしょうか?
≪続く≫