【キャラクターの詐術】
はいどうもこんにちは。
世界で一番売れている漫画というのも、
最近は【ライトノベル化】しているのでしょうか?
特に読者ではなく【作中のキャラ】が、
【主人公やヒロインを気持ち悪いくらい持ち上げる】
というのは既視感バリバリでちょっと頭が痛くなりました。
『全然大した事はしていない(何なら「戦えない」)』のに、
「スゴイ!」「頭がキレる!」「頼りになる!」
と作中キャラが異常なまでに持ち上げる。
コレはそもそも前述の『大した事はしていない』
というのを誰よりも【作者自身が解っていて】
だから作中のキャラに褒めさせて
【騙そうとする】という技術、
というより【詐術】です。
「2000年代のライトノベル」にはよくありませんでしたか?
ヒロインの描写に対してやたら
「かわいい」「キレイ」「凛々しい」「気高い」など
ウザイくらい特盛りで書かれていた事が。
そもそも小説なんですから、
『凛々しいキャラ』に【凛々しいって書いちゃダメ】なんですよ。
ソレは一種の【敗北宣言】、
自分の『筆力』でその概念が描写出来ないから
【言葉で騙そう】としているに過ぎません。
~その男は強くてカッコよかった~
等と書いて、誰が本当に「その男」を
【強くてカッコいい】等と想うのでしょうか?
『作中のキャラに持ち上げさせる』のも、
ソレと全く同じなのです……('A`)