【犯罪の疵痕】
はいどうもこんにちは。
ワタシとしては至極当たり前の『認識』なのですが、
どうも【加害者優先(礼賛)】の日本社会では
いまいち曖昧な感じなので言語化してみようと想います。
唐突ですが、そして気分が悪くなったら申し訳ありませんが、
【強姦されたある女性が自殺してしまった】
という話を聞かされたらどう感じるでしょうか?
当たり前ですが彼女をそこまで追い込んだのは
凶悪で卑劣な【加害者】でありソレに伴う【犯罪行為】です。
誰も彼女を「可哀想」とは想っても『責める』者はいないでしょう。
そしてその【犯罪】が無ければ彼女は自ら命を絶たなかったわけですから、
実質その加害者に【殺された】と云って良いでしょう。
何を当たり前の事を、思われるかも知れませんが、
本当に不思議な事にこの「強姦」が【虐め】に挿げ変わるだけで、
後の『認識』は全く違ったモノとなってしまいます。
以前も云いましたが【虐めをテーマにした作品】で、
その【加害者及び犯罪者】が無罪放免で終わりというストーリーは、
余りにも【無責任】且つ【厚顔無恥】な作家性だと想います。
今思い返しても胸〇が悪くなるのですが、
【自殺寸前にまで主人公を虐めで追い込んでおいて】
その虐めた『張本人』が最終回まで無罪放免だったある作品は
驚き通り越して心底呆れました。
【虐めの自殺】は自殺ではありません、
れっきとした【殺人】だとワタシは考えます。
そしてソコに至るまで地獄のような【虐待】が
日々休みなく加えられるわけですから
実質、単純な【殺人】より遥かに罪は重いでしょう。
正に『冒頭』で出した例と同じ、
【犯罪で心が傷つき過ぎたら】
【自ら命を絶ってしまう者】も確実に存在するという事です。
アニメや漫画と違って【心は無敵】じゃありません、
寧ろ肉体より遥かに脆い、
ともあれどちらも『致命傷』を負ったら人は死ぬんです。
前に云ったかも知れませんがドラマの『教師モノ』が無くなったのは
「一般人」では【虐め(犯罪)を解決出来ない】からです。
その事を忘れて【犯罪(虐め)の巣窟】である「学校」を舞台にする
ラノベ作家の如何に多い事か。
だから「クラス転移」による「追放系」「ざまぁ系」
「ハズレスキル系」の作品は、
【チート能力で虐殺(復讐)】のストーリーが多いのです。
否、はっきり云ってソレしか無いでしょう。