『魔法の詠唱について』 【リクエスト】
*過去にコラム化していましたが
「魔法詠唱と無詠唱魔法」についてです。
今は大した理由もなく『無詠唱魔法』こそが強者の証!
状態となっています。
両極端ですがこれはマズイでしょう!
呪文詠唱にときめく気持ちも分かる。
だからこそ改めて議論をしたいと思います!
はいどうもこんにちは。
ワタシの “詠唱嫌い” は根が深い、
古くは「B〇STARD」の頃から
「隙だらけじゃん、何で相手はずっと待ってるの?」
と幼心にそう想っていたモノです。
そして往々にして例外なく、その『詠唱』があるモノは
作品の【バトルバランス】が著しく悪い。
何が凄いのか何が強いのか、
何で勝ったのか何でいきなりヤられてるのか
さっぱり解らず、ソレを『絵』で強引に誤魔化しているのが
ラノベの『類似点』とも重なって泣きたくなったものです。
(前述の作者はもう「漫画」じゃ完結出来ないから
ラノベで完結させるとかワケの解らぬ事を宣っているそうです……('A`))
当たり前と言えば当たり前の話で、
「魔法の詠唱」でページ数使い切れば『戦闘の駆け引き』など
描写出来るスペースがなくなり、
結果【一発で終わらせる】話しか描けなくなるからです。
(故にこの主人公は“最強の魔人”という設定なのに、
三下相手にしょっちゅう負けそうになってます(或いは負けてます))
故に『魔法の詠唱』は【百害あって一利なし】
「指輪物語」や「アーサー王伝説」のような
『超本格的ファンタジー』でも無い限り、
少年マンガ的なラノベ描写では非常に
【相性】が悪いと言えます。
場所が「ナーロッパ」であるなら余計に(以下自主規制)
大袈裟な詠唱で何ページも使って、
いざブッ放して全然効かなかったら
もうただの阿呆にしか見えないからです。
(酷いのになるとクライマックスで
ブルーハーツの「替え歌」を『詠唱』にして、
その激寒展開で作品全体が凍りついている
〇〇〇〇も本当にあります……('A`))
敢えて「ジャンプ作品」に絞っても良いのですが、
大ヒットした漫画に『詠唱』が無いのは
上記の理由からです。
フム、この流れに乗って
ラノベの【無詠唱】についても語っていきたいのですが、
想った以上に筆が進んだのでここで
一旦「区切り」としましょう。
無駄に長くなるのはこちらも望む処ではありません。
『魔法の詠唱』じゃないんだから(≧▽≦)