【参考資料の有無】
はいどうもこんにちは。
作品に於ける【参考資料】及びリサーチ、
場合によっては「現地」に赴いての取材。
何もそこまでしろとは言いませんが
やらないよりはやった方が良いですし、
逆に何の【勉強】もしないままでは
『その作品』は描けないでしょう。
しかし野球を知らないのに『野球』を描こうとする者、
翻って恋愛を知らないのに『恋愛』を描こうとする
ライトノベル作家は古今を問わず非常に多いのが現状です。
『一般書籍』をよく読む人には既に承知の事実でしょうが、
最後まで読めばその『小説』を描くために
読み込んだ【参考資料】が “見開き” で
場合によっては5~6ページに渡って記載されていたりもします。
つまり『本』を一冊描くのに数十冊の本を読みこまなければ
その小説は描けなかったという事なのです。
意外と多くの人が「資料の代わり」にしているアニメ、マンガも、
膨大な【参考資料】を読み込まなければ
その「背景」すら描き込めません。
何も読まず “イメージだけ” で小説が描けるというのは
実は単なる『傲慢』です。
或いは嘗ての文豪たちですらヤらなかった【暴挙】です。
『陰陽師のマンガ』を読んで「陰陽師の小説」は描けません、
まず最初の「建物」の描写で詰まってしまう事でしょう。
更に某大ヒットした「鬼退治」の漫画も
「大正時代である意味あるか?」
とよく言われています。
銃も大砲も爆弾だってあるのにわざわざ
「刀」で戦う必然性は皆無だからです。
よって問題は「一体どこまで調べるか?」という事ですが、
ソレは“可能な限りどこまでも” だと想います。
『小説』は文字だけで描くモノ、
つまり【情報】がその根幹なのだから
【調べないと何も始まらない】のです。
逆に漫画と違って「絵」に頼る、 誤魔化すという手法は
原則出来ないのだから、
寧ろ【参考資料】を集める事は必須作業とも云えます。
そもそもソレ以外に『小説』で何か出来る事が在るのでしょうか?
イメージだけで描かれた小説、
ソレって本当に『小説』なのでしょうか?
PS
これからの『投稿頻度』は【一日おき】になります。
そろそろ「毎日投稿」はキツくなってきました……('A`)