『間違った優しさ』
はいどうもこんにちは。
「ライトノベル」では実に典型的なパターンですが、
美少女にしか優しくしない者を
果たして本当に『優しい』と云うでしょうか?
そんなコトは誰でも出来る、
どこぞのキャバクラ狂いの〇〇でもやっています。
よく学校で迷っていた所を、「優しく」されたからといって
コロッとそいつに靡く、〇の下が緩いどころかダダ滑りのキャラがいますが
もしその娘の容姿が微妙だったなら、
多分その主人公絶対「優しく」はしてないんですよ……('A`)
要するに何が言いたいかといいますと、
そのようなシーンを描く時には
相手の容姿に関係無くそうする、
という視点が不可欠だという事です。
「なんだこのキャラの顔が可愛いから優しくしたんじゃん」
と、読者に想われた時点で、
その主人公が『優しいという設定』は破綻してしまいます。
【容姿が美しい者には誰でも優しくする】んです。
というか【そうしたい】んです。
その「欲求」が明白であるため
古くから『商売』にまでなっています。
ホストやラウンジ嬢と呼ばれる人々が正にソレでしょう。
しかしそうやって容姿の美しい者を“愛でる”事を
【優しいとは決して云わない】のです。
兎角「ライトノベル」では、この『間違った優しさ』を
あちこちで散見します。
何度も云いますが、『このキャラ良い奴だな』
と思えないのは、そのキャラの【優しさが間違ってる】からです。
そして作者がソレに気づいてないからです。