【男らしいキャラがいない】
はいどうもこんにちは。
常々思っている事ですが「ライトノベル」に一番足りないモノは
この【男らしさ】ではないでしょうか?
もう大分「死語」と成りかけている概念ですが、
しかしソレが“無い”キャラクターに果たして
『魅力』は生まれるのでしょうか?
ライトノベルの「表紙」は『少女』ばかりなのが象徴するように、
【魅力のある男キャラ】というのは現状皆無と云って良いでしょう。
逆にお聞きしますが好きな「ラノベ主人公」っていますか?
まぁ大抵は優柔不断で軟弱な少年や、やれやれ系の朴念仁、
あるいは「俺なんかやっちゃいましたか?」のキャラばかりでは
『好き』になれという方が心情的に無理でしょう。
これは以前の繰り返しになりますが、
そうなるのはその書いてる作者が男らしくないからではないでしょうか?
「野球」を知らない者が『野球』を描けないのと同じ様に、
「男」を知らない者が【男】を描けるというのは論理的に不可能でしょう。
こう言うと「男女差別」だの「マッチョ主義」だの
ある種の人達が騒ぎ出しそうですが、
『女性』が下品で乱暴で言葉遣いが汚かったら嫌じゃないですか?
今回の論旨はソレと同義です。
ましてや作中に「恋愛要素」など持ち込むのでしたら、
余計に【男女】の概念は知ってないとマズイでしょう。
ドラマでも映画でも音楽でも『恋愛』は
メインストリームのキラーコンテンツですが、
ラノベでその【ヒット作】が無いのは、
正に【男と女が描けてない】から、
特に前者の存在が恐ろしく希薄だからでしょう。