『愛情と劣情の狭間』
どうもこんにちは。
作品として描く場合に於いて、特に恋愛描写はそうですが、
表題の『性欲 (劣情)』と【愛情】は分けて考えるべきです。
ワタシの嫌いな「ラブコメ」などはこの二つが混ざってごっちゃになっている、
或いは『性欲』=【愛情】になってしまっていたりするので、
やはり忌避感や嫌悪感を抱く人は多いと推察します。
(そうだよね……?('A`))
まぁ無意味に挟み込まれるエ〇シーンの数々が
全てを象徴していると云って良いでしょう。
ですがある種の作家にとってはアレが【愛情の表現】
【好感度アップのイベント】なのです。
さて、何故【分ける】必要があるのか? というと、
ではここで一度所謂【愛情】という概念を振り返ってみたいのですが、
そもそも【愛情】と『性欲』って関係あるのか? という話です。
親、兄弟、或いは自分の子供に『性欲』って抱きますか?
友人や「尊敬する人物」でも良いです、
強い友情や尊敬はそのまま【愛情】と云い換えても差し支えないでしょう、
しかしソコに『性欲』が入る余地はありません。
はいはい、解ってます、
【恋人 (異性)に対する愛情は違う】
って言いたいんでしょう?
じゃ一体「何が」違うんですか?
逆に恋人 (異性)に対してだけ【性欲が入ってくる】って考えの方が、
愛情という概念に於いて【異常】だとは想いませんか?
祖父や祖母、甥や姪、大切に飼っている犬や猫でも良いですが
ソレに対して『性欲』は抱かないし抱きようが無いでしょう。
じゃあやはり両者は【別モノ】、全く関係の無いモノなのだから
【分けて】考える必要があるのです。
【アダルト作品の棚】はアナタの『恋人だらけ』ですか?
その人達全員に【愛情】があるのですか?
そもそも【愛情】って人 (対象)によってそんなコロコロ【変わる】モノですか?
今一度、考えてみた方が良いかも知れません。
【恋愛で失敗する人】は恐ろしくたくさんいるので……('A`)
そう云えば『良い恋愛のストーリー』って、
ワタシは「ライトノベル」では見た事ありません。
「異世界チートハーレム」とやらはたくさんあるようですが。