『原作と脚本の乖離』
件の『セクシー田中さん』の騒動から、
【原作と脚本の違い】というのが喧しく議論されましたが
ワタシ個人の感覚ではコレは昔からかなり多かった
というのが見解です。
ジャパニーズ・ホラーの金字塔『リング』では
(貞ちゃん今どうしてるんだろ?
「VHS」から出て来れなくて泣いてなきゃいいが……(ノД`))
特に理由もなく主人公の【性別が逆転】していました。
結果ストーリーにもオチにも何の『影響』もなく、
単に当時人気だった【女優を使いたい】以外の
理由は思い浮かびません。
逆に同作品で超有名な
【貞子がTVの中から這いずり出して来るシーン】
ですが、コレは『原作には無いシーン』です。
コレがもう余りに上手く【決まり過ぎて】しまった為、
後のシリーズは全部“先細り”
(だってコレ以上のシーンが造れないから)
最後は某「呪〇」と【合体】してしまう結末となるのでした……('A`)
コレはドラマに限らずアニメや映画でもそうなんですが、
【原作に忠実に出来上がっている】
というパターンの方が『珍しい』かも知れません。
『ジョジョ』なんて今まで何回もOVAや映画やゲームを通して、
その度に【原作と違う! 原作の雰囲気が台無し!】と酷評され、
そして連載から25年も経ってようやく
『今のシリーズ』に落ちついたというわけで、
裏を返すと『ジョジョ』ですら何回も、
【原作クラッシュ】は喰らってるわけです。
そう考えると【進撃の巨人の実写映画】なんか
作者が何回〇ぬか解らないという代モノでしょう。
まぁだからといって今回炎上している
『脚本家』を擁護するモノでは決してありませんが、
業界の慣例+原作と脚本の差異、
やっぱり同じにはどうしてもならないんだな、
と知った次第です。
映画、『ダヴィンチ・コード』と『ハンニバル・ライジング』は、
小説とは全然違います――。
『後書き』
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