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【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】  作者: 沙波羅 或珂


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【明確なる意志の強さ】



 はいどうもこんにちは。

 実はある連載で『明確な意志の強さ』について書きました。

 そこでふと気が付いたのですが、男性作家と女性作家でも

その“違い”は如実に表れるというコトです。

ちなみここに於ける男性作家とは

当然ここで散々例に挙げている

()()()()()()の事です。

荒木先生や冨樫先生のような

素晴らしい作品を描いている方々は

「除外」されるという事をまず

念頭に置いて戴きます。


 さて話を戻すと、女性作家の場合例えば「男子高校生」を描いても、

存外その『意志の強さ』は明確に描かれる傾向があります。

 何があっても【自分が嫌なものは嫌】

その相手が「美少女」でも「意中の相手」でも結果は同じです。

 これを阿呆の男作家が描くと相手が美少女なら

【嫌な事】でも手の平を返し鼻を鳴らして付いていく。

 ここに『意志』や『プライド』という概念は存在しない、

下世話な下心、【性欲】がソレを遥かに凌駕してしまっているからです。

 だから「嫌だ!」の一言も云えない、

ヒロインはその【嫌な事】を平気で押し付ける輩に成り下がる、

真に本末転倒も良い処です。

 コレは結局の処『恋愛が全てかどうか』という

カルト思想【恋愛教】に染まっているか否かだけの話でしょう。

 女性は情熱的かも知れないですが当然、

『冷静でドライ』な視点も持っています。

 そういう意味では男などより遥かに【現実的】です。

 寧ろ男の方が下世話な【性欲】の所為で

そのような視点はスポイルされる傾向にあります。

 股の間にブラ下がっている余計なモノ、

ソコに『論理的な思考』など存在しないからです……('A`)


挿絵(By みてみん)



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