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【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】  作者: 沙波羅 或珂


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305/315

【3つの解】




 答えが「3種類」ある問い。



【戦争は、何故起きるのか?】



「1の答え」は簡単、ソレが『楽しい』からです。

 最早「否定」をするにはその反駁材料が莫大に及びます。

 何をどう取り繕おうが『人は戦争をやりたい』のです。

「人間」という種の生み出す“遊興(ゲーム)”のほぼ全ては

「他者との争い」であり、(いくさ)

もしくは戦のある一側面を起源としたモノと云えます。

 その全てに【勝敗】があり「勝てない勝負事に楽しみはない」

しかし裏を返せば、『勝てる勝負の快感』は激烈なモノだとも云えます。

【戦争の悲惨さ】を訴えるのはいつも【敗れた側】

『勝った側』にとってその【残酷面】はスポイルされます。

 戦争に『勝利』した国が【敗戦国】に“謝罪”などするでしょうか?

 創作の世界でも【戦い】をテーマにした作品は

大多数は『勝利』で終わり、【敗れた側】を鑑みる事は一切ありません。

「敗れた者にも家族、友人、恋人がいる」

「戦争に勝者などいない、破壊しか生み出さない」

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 寧ろその正当化とプロパガンダで『英雄譚』まで

巨額の資本を投入して創り出す事でしょう。

 もうお解りでしょうか?

【人間は、勝てる(いくさ)が楽しくて楽しくてしようがない】のです。

 そして【戦争を始める事が出来る者】は、

【その安全が絶対に保証されている】からです。


挿絵(By みてみん)




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