【3つの解】
答えが「3種類」ある問い。
【戦争は、何故起きるのか?】
「1の答え」は簡単、ソレが『楽しい』からです。
最早「否定」をするにはその反駁材料が莫大に及びます。
何をどう取り繕おうが『人は戦争をやりたい』のです。
「人間」という種の生み出す“遊興”のほぼ全ては
「他者との争い」であり、戦、
もしくは戦のある一側面を起源としたモノと云えます。
その全てに【勝敗】があり「勝てない勝負事に楽しみはない」
しかし裏を返せば、『勝てる勝負の快感』は激烈なモノだとも云えます。
【戦争の悲惨さ】を訴えるのはいつも【敗れた側】
『勝った側』にとってその【残酷面】はスポイルされます。
戦争に『勝利』した国が【敗戦国】に“謝罪”などするでしょうか?
創作の世界でも【戦い】をテーマにした作品は
大多数は『勝利』で終わり、【敗れた側】を鑑みる事は一切ありません。
「敗れた者にも家族、友人、恋人がいる」
「戦争に勝者などいない、破壊しか生み出さない」
勝った側は決してそう口にする事はない。
寧ろその正当化とプロパガンダで『英雄譚』まで
巨額の資本を投入して創り出す事でしょう。
もうお解りでしょうか?
【人間は、勝てる戦が楽しくて楽しくてしようがない】のです。
そして【戦争を始める事が出来る者】は、
【その安全が絶対に保証されている】からです。




