【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

【惣流アスカ症候群】

　はいどうもこんにちは。

　云わずと知れた『新世紀エヴァンゲリオン』の

人気キャラクターですが、

どうも、個人的にはアノ作品を境にやたら

【わがままで性格が悪くて暴力的な女】が多くなったように想われます。

　前回の「美少女教」とも少し被りますが

見た目さえ良ければ人間の【悪しき部分】はスポイルされるようです、

あくまで “ある種の人達の視点” でのみでの話ですが。

　コレが読者と作者との間に生ずる『意識の乖離』というモノであって、

マゾヒスト(被虐嗜好者)にとっては上記のようなキャラクターは

大好物であって描く際もノリノリで書いているのでしょうが、

そのような『変態的嗜好』は大多数の良識ある人々には

【不快感】としてしか伝わらない事も同時に意味します。

　一番売れた「涼宮ハルヒ」でさえ『一般層』には全く知られてないのは

この所為です。まずヒロインのアノ「性格」に拒絶反応が起きるからです。

　当然と云えば当然の話で幾ら「挿絵」で外面を取り繕おうと、

その内面は【女の悪い部分】しか描かれていないからです。

【不快感】を喜んで甘受するのは

前述の通り一部のマゾヒストだけでしょう。

　更に云えば「エヴァンゲリオン」という作品自体

いまいち“メジャー”の路線には乗り切れておらず、

その原因は所謂【オタク的な臭い】がどうしても

作品から払拭出来ない所為でしょう。

　ワタシも『漫画版 （貞本版）』の方なら幾らでも話せますが、

「アニメ」の方となると顔が真っ赤っかになってしまう、

今現在でも表題の所為で若干赤面している始末です……('A`)

　こう考えてみると改めて【エヴァンゲリオンの功罪】は大きい。

　どれだけ性格が【最悪】なヒロインでも、

エ(・)ヴ(・)ァ(・)ン(・)ゲ(・)リ(・)オ(・)ン(・)が(・)や(・)っ(・)て(・)る(・)ん(・)だ(・)か(・)ら(・)良(・)い(・)

という『免罪符』を与えてしまったのは、

やはり大問題だったとも云えます。

　女に殴られたり蹴られたり

侮蔑されたり罵倒される事に『快感』を覚える、

その「感覚」がワタシにはどうしても解らないのです……('A`)