【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

【過剰報復・正義の歪み】

　はいどうもこんにちは。

　いきなりですが『万引き』は悪い事、無論【犯罪】です。

しかしだからといってその罰として

“両手首を切り落としたら” どうでしょうか？

　明らかに【過剰報復】であり暴虐以外の何モノでもない、

これはもう一つの【悪】の誕生その瞬間でもあります。

　しかし人間というのはおかしなモノで、

一つの【悪】が眼の前にあると、

ソ(・)レ(・)に(・)対(・)し(・)て(・)自(・)分(・)が(・)行(・)う(・)【悪】は

「盲点」になってしまう場合があるのです。

　相手が【悪】だから自分は『正しい』或いは

やや複雑になるこの思考に怠惰が生ずるからでしょう。

　ネットの【炎上事件】などこの典型であるし、

【自殺者】まで出してしまうのは

この“過剰性”と“卑劣性”に他なりません。

　自分が『正義』の側にあると思い込んだ時、

人間はこの上もなく【残酷】になります。

　アニメや漫画で正義のヒーローが幾ら悪人をボコボコにしても

そこに生まれるのは「喝采」のみでしょう。

　別にここで “悪人正機説” を説きたいわけではないのですが、

『正しい』と想っているアナタは本当に『正しい』の？

というコトです。

　本当に「義憤」に駆られているのか、間違った行いを「正したい」のか、

【ただ気に入らないから叩きたいだけ】になっていないかどうか、

もう一度自身を鑑みる視点が重要だと想います。

　誰かを【攻撃】している時のアナタの【顔】

ソ(・)レ(・)は(・)本(・)当(・)に(・)正(・)し(・)い(・)の(・)か(・)？

　卑劣に醜悪に歪んでいないか？

　まぁ、どこぞの【残り〇〇 （原作準拠表現）】と

同じになりたいのなら、好きにすれば宜しいでしょう。