【“男らしさ”の喪失の先】
はいどうもこんにちは。
『男なら男らしく』
この言葉は最近では「差別用語」であるらしいです。
まぁ“トランス・ジェンダー”のような方もいますから
余り過剰にこの言葉に拘るのも吝かではないですが、
だからといって「男らしくなくていいんだ」とか
特に問題も無い者が“開き直る”のもまたどうかと想います。
ライトノベルには、本当に「男らしさの欠片もない」ヘタレ男が
主人公だったりする場合がありますが、
果たしてソレで時代に合わせた
『良いキャラクター』になったのか?
と問えば答えはNOでしょう。
『男らしさ』という言葉、概念には
【責任感】【自制心】【忍耐力】【向上心】【禁欲性】
などの意味が含まれています。
ソレが全くないキャラクターがどうなるかと云えば、
どこぞの【残りカス (原作準拠表現)】を見れば一目瞭然でしょう。
逆に云えば『男らしさ』の無くなった「男」に、
一体何が残るのか?というコトです。
「優しさ」?
『美少女にしか優しくしない』んでしょう?
「弱くても頑張ってる姿」?
そんなモノはラノベではとんと見た事がありません。
「面倒見の良さ」?金魚の〇ンのように常にヒロインに纏わりついてるのは
【ストーカー】というのです。
このように、『良い部分』が全くなくなってしまう。
後に残るのは下世話な「打算」と「倦怠」と「性欲」のみでしょう。
正に皆が厭う【〇〇〇〇のおっさん】そのものとも云えます。
ならば、時代錯誤だろうが少々古かろうが
『男らしい』方が良いではないでしょうか?
【男らしくない】から女性を傷つけるのです、
生きる姿勢も身勝手でいい加減になるのです。
複数の異性と『責任を持たず』に懇ろになりたい等と考えるのも
【男らしくない】事から派生する堕落に他なりません。
ある種の方々にもう一度云います。
男らしくないアナタに、
「人間」として一体『何』が残るのですか?