【責任の取り方】
『――なら教えてやるよ。責任をとるってのはなぁ、
【痛い思い】をするってことだ。
迷惑をかけた人間が被った以上の痛みを、自分も負うってことだよ。
銀の食器を壊したヤツは、金の食器を買って返すのさ。
悪臭をまきちらす工場の社長は、その工場の煙突のすぐ横に屋敷を構えるのさ。
それが『責任をとる』ってことだ。
なのにだ、この世で偉いと言われてる奴に限って痛い目を見たがらねえ。
ちょっと下手に出て、軽く頭を下げて謝って、それで済むと思っている』
はいどうもこんにちは。
上記のセリフは甲斐谷忍先生の名作
『ONE OUTS』という作品の主人公、
渡久地 東亜の言葉です。
ワタシは再三ラノベキャラには【無責任】な者が多いと語ってきましたが、
上記の言葉に照らし合わせてみれば正に一目瞭然と云った処でしょう。
ある〇〇が書いたラノベ主人公など、
「女の子を傷つけて泣かせた」事に対する行動 (責任) が
【いきなりその娘に抱きつく】です。
でもって続く言葉が、
「ごめん、いじわるしてごめん」だそうです。
……('A`)
コレの一体どこに『責任』が在るのでしょうか?
ただただおまえが「気持ちいい」だけなのです。
しかも作中ではソレで物事が『解決』しているから始末が悪い。
だから「ラノベの恋愛」は恋愛ではなく『洗脳』だと云っているのです。
正に上記の【ダメな責任の取り方】そのもの、
なれば無論【責任感のあるキャラクター】など生まれる道理がない、
書いてる作者が一番【無責任】だからです。
主人公が原発ヤらかした東〇の幹部じゃどうしようもないのです。
「普通の人間」こそ【無責任】
普段はそれなりしているようでもいざ【事件】が起こったら、
『保身』に走って“痛みを負う”のを嫌がる余り見苦しい醜態を晒し続ける。
「抱きつく」のは『相手の心の傷を癒す』事と全く関係が無い、
その『問題』自体が何も解決していないからです。
更に云えば相手の「合意」を得ない当該事象は
ただの【痴漢行為】です。
(云わんと解らんのかこんなコト……('A`))
だからワタシはどこぞの「設定魔」など
「盗撮魔」とか「強〇魔」と同類だと云っています。
そもそも最低限の『責任』も取れない人間が、
「戦い」や「使命」や「恋愛」等を書く事自体が
論理的にオカシイのです。