【夢も希望も無い主人公】
はいどうもこんにちは。
最近、『復刻』している作品で“夢”について少し描きました。
場合によっては安っぽくなってしまう場面ですが
個人的には良いシーンを描けたと自負しています。
『このジョルノ・ジョバァーナには夢がある』
という言葉が『ジョジョ第五部』を象徴するセリフであり
またテーマにもなっている言葉ですが、
「ラノベ主人公」で『夢や希望』を持っている者というのは
とんと見た事がありません。
コレは作者がそうだからであり、
まぁ努力しない〇〇〇ならそりゃあ夢も希望も無いかもですが
ソレを作品で描いてどうする? というコトなのです。
キャラクターに『夢』が無い事、
コレはそのまま生きる『目的』が無い事を示すのではないでしょうか?
同時に作品に【テーマ】が無いというコトも露呈してしまう事象でもあります。
「夢なんて叶わないよ、現実は甘くない、アハハン」
とか言ってる主人公に、
一体誰が魅力を感じたり共感を得たりするのでしょうか?
だから何度も云わせないで欲しいのですが、
「アナタの日常」は【作品にならない】のです。
でもってその人らの『夢 (目的)』は何だ?と問えば
“美少女と懇ろになる事” です。
ソレっ『夢』ですか? そしてそんなコトしか
『生きる目的』が無いのですか?
コレはラブコメに限らず
「現代ファンタジー」でも「異世界ファンタジー」でも
ヤってる事は同じです。
もう風〇行けよ、というだけの話で、
そんな『精神性』の世界に、
【世界の危機が訪れようが】【破壊の魔王が降臨しようが】
我々『読者』は心底どうでもいいのです。
“滅べ” とすら想います、『そんな世界』――。