表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
269/297

【修練の性悪説】




『人間の本性は悪であり、たゆみない ❝努力・修養❞ によって善の状態に達する事が出来る』



 はいどうもこんにちは。

 上述の、「努力」「修養」とは一体何でしょうか?

『善と悪』という観念的な意味合いだから困惑するのであって、

コレを【強さ】という言葉に置き換えてみれば解り易いと想います。


『人間は生まれつき“強い”のだから、努力も修養も要らず

“自然状態”で何ものにも打ち勝てる』


 最早完全に〇迦の戯言でしょう……('A`)

 何の訓練もトレーニングも運動すらしないのであれば、

人間の身体はブクブク醜く肥え太っていくに決まっています。

当然あらゆる意味でどんどん「弱く」なっていくでしょう。

 人間の『善性』もコレと同じであり、

当然最初は『弱い状態 (()という状態)」

ソコに知識と弛まぬ修練を経て【強く】なるという

意味合いは全くの同義です。

 そもそも『修練』の無い【強さ】に全く意味はありません、

ただ「自分は強い」と何の根拠もなく()()()()()いるだけなのです。

『善性』もコレと同じで、しかし何の『修練』もしてない人間ほど

無根拠に“性善説的な話”を描く傾向があります。

 当然キャラクターは「弱い」しその心も【醜悪】、

何の『修練』もしてないのだから当たり前の事なのです。

 ただ世界でただ一人、その作者だけが「自分は善人だ」と

何の根拠もなく宣っているだけ。

 だから倫理的に崩壊した「ガ〇ダムSEED」のような

作品が出来上がって【炎上】してしまう、

アレらは全部『性善説』です。


 そのような作品が見るに堪えない傲岸不遜と厚顔無恥に溢れているのは当たり前、

()()()()()()のに「自分は強い (善だ)」と

その作者が思い込んでいるからです。



挿絵(By みてみん)






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ