【所謂 『必殺技』 について】
はいどうもこんにちは。
何やら随分幼稚な表題ですが、
『作品としての魅力』を考えた場合
コレほど解り易く単純な例もまたないでしょう。
ワタシはやりませんでしたが「かめはめ波」のポーズを
昔真似していたという人は多いらしいですし、
幽遊白書の「霊丸」や「炎殺黒龍波」を真似していた方もいるでしょう。
(「雨の日」は『アバン流刀殺法』や『飛天御剣流』が
あちこちで炸裂してましたが……('A`))
イヤ別に昔を懐かしむわけではなく
幼年期のイタイ行動を戒めるわけでもないのですが、
【思わず真似したくなる】というのは
その「技」が、つまりはその『設定』が
ソレだけ【優れている】という事の証左だと想うのです。
ワタシは数ある作品の中で
【ギャラクシアン・エクスプロージョン】より
カッコイイ『必殺技』は無いと想っていますが、
こと最近に至りこの『好きな必殺技』という概念自体が
かなり希薄化、矮小化していると想った次第です。
逆に云うとここ最近の作品で
『好きな必殺技』
ってあるでしょうか?
何も恥ずかしがらず「頭の中で想う」だけで良いです、
ワタシは何故か【ゴンさん】が頭の中に思い浮びましたが……('A`)
でもソレが無いって事は、
結局の処『魅力のある設定 (技)』が無いという事で、
延いてはその『作品自体の魅力』が無いという事の
証左になります。
(あくまで「王道ストーリー)「バトルモノ」に限定した話です)
コレは取りも直さずやはりアノ『ワ〇ピースの功罪』というヤツで、
目指すモノが「ゴムゴムの~」じゃ
当然「その気」も「やる気」も起こらないという話です。
ソレ以前に【カッコイイと想えない】
【有名な必殺技】は別にその作品のファンじゃなくても知ってるモノですが、
『最近の作品』ではそのような事例は全く見かけなくなりました。
コレが「ライトノベル」となるとその要素はほぼ【皆無】と云って良いでしょう。
(まさか「と〇る科学の超〇磁砲」や
「ドラ〇スレイブ」じゃないでしょう……('A`))
ヒドイのになると「刀」持って戦ってるのに
全編【ただそれを振ってるだけ】【技名など一切無し】
時にはソコから【炎が飛び出したり】します。
(『刀』の意味ねぇだろ……('A`)「魔法ステッキ」か……?('A`))
『ジョジョ』や『ベルセルク』のように【圧倒的な画力や表現力】でも無い限り、
こと『バトルモノ』に於いてこの【必殺技が無い】というのは
最早致命的と云って良いでしょう。
そしてソレは【作者の怠慢と傲慢】でもあります。
まぁ某ワ〇ピースのように【技名増やし過ぎても】
それはソレで問題なんですが
【全く無い】というのも大問題です。
少なくとも、ソレで【面白い作品が無い】というのが、
その何よりの証左となるでしょう。




