【女が戦う話】
はいどうもこんにちは。
表題に難ありみたいになってますが、
表題のような話を描く【〇〇〇〇のおっさん】は
無意識に『女性を見下している』感が否めないので
その意味を込めて敢えて俗的にそう表記しました。
さて本題に入りますが、ここで一度歴史的に
『女性が戦う話』というのを振り返ってみましょう。
……まぁ、無いですよね。
昔から創作、小説はありましたしその中でのフィクション、
軍記的な二次創作、ファンタジーですら存在したのに
その中で『女性が戦う話』は。
昔の人々、大いなる先達にそのような『想像力』が無かったとは
考えづらいですし、『男尊女卑』『虐げられる女性像』が在った時代でも
ソレは同様の筈です。
という事はつまり、我々は本能的に【女性が戦う事を忌避する】
感情がソコに在るのだと想います。
今更ですが女性は身体的、生物的に体が
【戦うようには出来てません】
コレは『精神』になるとより顕著で
【戦う事が好き】なんていう女性は
最大公約数から外れたほぼ『例外』的な事象でしょう。
理不尽な【悪意】に晒された時、
我々「男」は怒りや憎しみが先立ちソレが暴力に発展したりしますが
(無論「個人差」はあります)
『女性』の場合はそれよりも悲しみや苦しみの方が勝ってしまうでしょう、
少なくとも『殴り合いの喧嘩』になるような事はほぼありません。
そういった意味でも本来【戦いからはほど遠い位置】にある存在、
原初の時代を振り返っても【女性は ❝狩り❞ をしなかった】んです。
ソレ故に【表題】
フィクションでも『女性が戦う話』が無かったというのは、
上記【前提】で相応の蓋然性は此処に担保されるでしょう。
女性が、否、『女の子が戦う話』が増えたのは、
アニメ、マンガの隆盛した人類の『創作の歴史』に比べれば
約50年にも満たない短き時。
コレは奇しくもアニオタ、キモオタと呼ばれる
一般的には【忌避】される人間が生まれた時期とピタリと符合します。
しかし大多数の『まともな人』は、
女性、ましてや女の子が戦う話には
本能的な忌避感、違和感、嫌悪感があるのです。
アノ『ジョジョ』でさえ、女性が主人公になった【第六部】は
他の部と比べて『人気が無い』のです。
コレが正に上記で述べてきた本能的な忌避感に伴う
【女性が戦う話の難しさ】
だから何千年もかけてもそのような話が描けなかったのです。
故に、何の考えも無しに露出狂のような格好 (服装)で
「女が戦う話」など噴飯モノも良い処。
ソレを描く事、好む事からして既にして
『まともな感性』『原初的な本能』が崩れている。
ソレが容易く【男尊女卑】に結びつく事は、
想像に難くはないでしょう。
【キャラの容姿にしか魅力が無い】
ソレは既にして【女性差別】の一つであり、
作者がそう考えていると断じざる負えないのですから。