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【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】  作者: 沙波羅 或珂


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243/314

【共感性羞恥心】




 はいどうもこんにちは。

【責任感】【男らしさ】と並んでライトノベルに足りない、

なんなら()()とすら断言出来る表題の概念です。

『恥ずかしい行動』や『痛々しい言動』、

()()()()()()()()()()()()()()()という表題の概念ですが、

ソレを【恥だと思えなくなる】状態が表題の概念の【欠如】です。

 その一例として『公の場』で一般小説は読む事が出来ても

()()()()()()()()()()()()

【人前で ❝そんなモノ❞ を読むのは恥ずかしい】

という意識が働くからです。

 スマホゲーは出来る、Youtubeの動画は見れる、

でも【ライトノベルは恥ずかしい】という点でまぁ、

構造的、歴史的問題が山積しているいう点もかなり悩みどころですが、

より大きな問題はその作者に表題の概念が()()

というのが嘘偽りのない物事の『本質』でしょう。


 どこぞの〇〇の例を出すまでもなく、

いい齢こいて「萌えも燃えも好きなんだ~」

とか宣っている人物がいるのが既にして『論外』ですし、

【恥】という概念を知らない、感じない、麻痺している

というのならソレがそのまま()()のが

『創作 (小説)』というモノです。

「むし歯」は、治療せず歯みがきもせず放置していると、

最終的に痛覚神経にまで菌が浸蝕し

【痛みを感じなくなる】のです。

 人間の『精神』に於いてもソレは同様、

己の言動を顧みる事無く周囲の視線も無視して

『恥ずかしい事ばかりやっていれば』最終的に

【恥ずかしいとは感じなくなる】のです。

『感覚』が麻痺するというのは【思考力】も麻痺するという事。

「なんでこんな〇〇みたいなセリフ入れてんだコイツ(作者)

と想う時は既にして上記の症状が現れている証左でしょう、

その内ロクに『推敲(すいこう)』もやらなくなるに違いありません。


『アニメや漫画が好きな事』と

【いい齢こいたおっさんが萌えキャラのTシャツを着ている事】

はまるで違います。

【他人を招けない部屋の装飾】もそう。

皆さんの大好きな「声優サン」も

『アニメや漫画が好き』だからソレを目指したんでしょうが

別に【オタクみたいな格好 (服装)】はしてないでしょう。

 スベテは表題の概念の是非と多寡、

『創作 (小説)』は楽しむ為に読むモノであり、

【アンタの恥ずかしいセリフや描写や展開】

を見せられてこっちの顔が真っ赤っかになるモノではないのです。

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