【終焉の刻】
はいどうもこんにちは。
【何にでも終わり】はあります。
如何に過去栄耀栄華を極めようとも、
未来永劫永遠に続くモノは存在しません。
『創作の才能』もまた然り、
ワタシは『ジョジョの奇妙な冒険』の
荒木 飛呂彦先生を今までもこれからも
ずっと『尊敬』していますが、
しかし滔々その先生にも【終わり】の時が来たようです。
想えば、『ジョジョ第七部・スティール・ボール・ラン』は、
最初から最後までほぼ完璧に構築されて、
見事なラストでその終焉を迎えたのですが、
どうやらソコでもう、
全ての力を出し尽くしてしまったようです。
その後続いた【ジョジョ8部・ジョジョリオン】は、
アラもガバも矛盾点も多く回収されない「設定」や「伏線」も多数。
『七部』の壮大なストーリーに対し
明らかにパワーダウン、スケールダウンしている感は否めず、
「部分、部分」では良いシーンも在るんですが、
(『一個食べよう……!』や『それが、”幸福のイメージ”だ……!』etc)
最終的には【よくストーリーが解らなくなり】
ラストは全部共通の『見開き』ではなく、
「ただの一コマ」で【終わって】しまいました。
(ルーシーがお婆ちゃんになっても、
”スティール姓”を名乗っているのはスゴイ良かったですが……('A`))
別段、その事を揶揄するつもりも批判する気も
尊敬の精神が無くなったワケでもありません。
人がいつか死ぬように、『創作の才能』にも【終わり】は在るという事です。
現状、ジョジョ最終部とされている『ジョジョランズ』も、
今の処満足出来るようなクオリティーではなく、
今後の展開も期待出来るようなストーリーではありません。
なんか、【仲間増やし過ぎてゴチャゴチャしてきたな】
【ストーリー進まないのに休載多いな】
【このスタンド、地味で弱くない?】
という、今までの『部』では感じた事の無い
【不満】も結構出てきました。
正直「最新話」が描かれてもいまいち食指が動かず、
ほぼ「惰性」で読んでいるに近いというのが、
現状の偽らざる本音です。
やはり、何にでも【オワリ】は在る。
少々早いのかも知れませんが、
これまでの『素晴らしい作品の数々』に、
ただただ感謝とお疲れ様でした、
という言葉が在るのみです――。