【精神的・頽廃惨況(グロテスク)】
はいどうもこんにちは。
近年のコンプライアンス強化に基づき、
【昔は許されていた表現】が使えなくなってきました。
無論、賛否は両論ありますが、その中で
【傷ついていた人】【実は泣いていた人】が
いるのもまた事実でしょう。
『創作』の中でも然り、『許される表現』と【許されない表現】
というのは存在するのであり、
【ウケるからOK】【売れるからOK】
では済まされない話になってきています。
売れるからOKというのならば、
『麻薬』は世界で一番【売れて】います。
【許されない表現】というは、頭で想いついても
【描いてはいけない描写】全般を差します。
ここから少々言葉が悪くなりますが、
生まれたばかりの赤ん坊を嬉々として切り刻む描写や、
人間の局部を執拗に破壊したり蹂躙するような描写は、
【許されない表現】です。
表現の倫理規定に抵触しますし、
出版コードにも当然引っ掛かるでしょう。
当然万人は眉を顰め眼を逸らすでしょうし、
喜ぶのはごく一部の【特殊 (異常)な嗜好】を持つ者だけでしょう。
しかしここで問題なのは、上記の【許されない表現】というのは、
『肉体的表現』のみならず
【精神的表現】にも及ぶという事なのです。
「ライトノベル」でもここ「なろう」でも、
【思い出すだけで胸糞が悪くなるキャラクター】
というのはいると思います。
ソレはキャラ造形が優れているわけでも
作者の筆力がスゴイわけでもなく、
【許されない表現】だから心に傷がついて
その「痛み」が取れないだけの話なのです。
上記のようなキャラがいる小説、果たして
【もう一回読み直したい】ですか?
そしてその小説、【本当に面白かった】ですか?
上述の【悍ましい描写】は、肉体的にだけではなく
精神的にも存在するという事です。
後は、【アナタ自身の心の痛み】が何よりの証左となるでしょう。
面白いから良い、ウケるから良い、ランキングに上がるから良い。
しかしその『テンプレ描写』、
果たして【許される表現】なんでしょうか?