【復讐に於ける男性作家と女性作家の大いなる隔たり】
はいどうもこんにちは。
元々ハードボイルド物を好んで読むので
その亜流として “復讐モノ” は嫌いではないです。
しかしメインが【復讐】なのだからキッチリ最後まで完遂させて欲しいモノだとも想います。
途中まで散々盛り上げておいて、加害者にヘイトを溜めさせておいて
「やっぱり出来ない……!」では【最初から描くな】と断じざる負えません。
以前より「復讐は何も生まない」「殺しても死んだ人は返ってこない」
「殺せば殺した奴と同じだ」などの偽善的な結末には
虫酸が走ってきたのですが、 どうも、 上記のような結末は、
『女性作家』に多いようです。
(無論、全ての女性作家に該当するモノではないです)
【復讐とは! 自らの 『運命』 との “決着” のためにある!】
実に胸の透くセリフですがコレは『ジョジョ第六部』の言葉、
描いているのは当然荒木先生、【男性作家】です。
逆に是が非でも復讐を『否定』する方向に持っていくのは
ワタシの統計上『女性作家』が多いようです。
(無論、貫井 徳郎や薬丸 岳(略敬称)など男性作家にもいます)
この “原因” は “差異” は、 男と女に於ける【精神構造の違い】に在ると
最近ワタシは考え出しました。
有体に云いますが【男】とは、基本野蛮で血の気が荒いモノ。
スベテがそうとは云いませんが
【戦い】と聞けば血沸き肉踊らせる“生き物”なのです。
だから少年漫画など【バトル作品】が主流なのであり、
ボクシングや総合格闘技に喚声を送るのも男が殆どでしょう。
女性は「プロレス」ですら殆ど見ないし、
バトル漫画の金字塔である『ドラゴンボール』なども余り好まないでしょう。
無論、コレは『ジョジョ』や『HUNTER×HUNTER』でも同じ事であり、
ある種の女性ファンがいる事は否定しないがソレはメインの「戦い」以外、
所謂「BL」等に惹かれている者が多いと推察します。
≪続く≫