【正義の代償】
はいどうもこんにちは。
連日某芸能人の不祥事が喧しいですが、
上記の情報を見て、改めて『正義』とは何だ?
と考えさせられました。
正義とは、『正しい事をする』んじゃないんです。
ソレはただの「前提」で厳密には、
【自己の代償 (犠牲)を厭わない事】なのです。
「正しい事をするだけ」なら、此処なろうでも
チート能力で虐殺や記憶を保持しての時戻りなど
幾らでもありますがソレを『正義』とは呼びません。
力が有れば【悪しき事も正しき事も簡単】なんです、
その者の”さじ加減”一つですから。
しかし人は❝力に溺れる❞モノなので結果として
【悪しき方向】への発露が多くなり目立つというだけです。
つまり『正義』とは、
【絶対に敵わない相手に対しての戦う意志】
【己の犠牲を厭わない心構え】
というコトです。
またぞろ【虐め】を例えにして申し訳ないですが、
もしその中で『正義』を貫くとしたら、
悪辣な犯罪者多数を相手にする覚悟、
それこそ【1対100】を相手にする覚悟が必要となります。
敗残の可能性は著しく高く、そして勝っても負けても
【絶望】しか後には残らないかも知れません。
【多数派に挑むという事】
【権力者に逆らうという事】
は、つまりはそういうコトなのです。
そう考えると『正義』とは著しく現実性と妥当性を欠いた
割に合わない行為だというコト。
最早一種の『宗教(信仰)』と云って良いでしょう。
どうしてそのような現況になってしまったかと云えば、
皆が皆余りにも【悪を見過ごし過ぎた】【悪に対し寛容に過ぎた】
そのツケが、『代償』が、回り回って現在に顕れたというだけです。
か弱い女性が何人も何人も、【地獄】を強いられ、
ソコに何の『救い』も無かったかのように――。