【感情と理屈の狭間】
はいどうもこんにちは。
人間は、【感情で動く生き物】です。
裏を返せばどんなに正しい『理屈』でも
ソコに【感情】が伴わなければ主体的に動く事はありません。
俗に云う【モヤる】というヤツで、
SNS上でのポリコレや過激派ヴィーガンなどが
コレに当たるでしょう。
もう少し突っ込んだ話をしてみましょうか?
【環境に悪いからエアコンを使うのは止めよう】
と云った処で、❝実際に使わなくなる人❞は
果たしてどれだけ居るでしょうか?
「多くの生態系が破壊されてしまう」
「未来の子孫達に苛酷な環境を与える事になる」
と云われても、ソコに”感情が伴わない”ので、
逆に『暑いの嫌』という【感情の方が強い】ので、
環境破壊上等で今日もガンガンエアコンは使われています。
【熊が可哀想だから殺しちゃダメ】も似たようなモノですね。
最近、『鉄人 ~ヒトより上のヒエラルキー~ 』という作品を読みました。
ソコに出て来る怪物、『鉄人』は人類では到底かなわない戦闘力を持っていますが、
定期的に【人を一人殺せ(喰え)ばしばらく動かなくなる】ので、
『人類の脅威』には成り得ません。
【死刑囚や極悪人を定期的に与えれば良いだろう】
で話は済んでしまっています。
ここに『死刑囚や極悪人が可哀想』『犯罪者でも命は命』
『人類は皆平等だ』等と宣っても
ソコに【感情】は不随しないでしょう。
寧ろそのキレイゴトに対する寧ろ【否定の感情】の方が
遥かに強くなってしまうので、
昨今のSNSよろしく肯定派は【炎上】するかも知れません。
【人間は感情の生き物】です。
ソレは善悪や倫理観よりも常に『優先』されます。
【虐めはよくないから止めよう】
この言葉に不随する【感情】は一体何ですか?
正義、倫理、道徳、或いは怒りも在るでしょう。
しかし【ソレより強い感情】は、
❝怖い❞ ❝関わりたくない❞ ❝メンドクサイ❞
なのではないでしょうか――。