【悪役のステロタイプ】
はいどうもこんにちは。
前に何度か云ったかも知れませんが、
『ライトノベルに魅力的な悪役(敵役)っているでしょうか?』
という問いにワタシは「皆無」だと答えました。
【死ぬほどムカつく敵】はいますが、
ソコに『魅力ある』という枕詞は掛かりません。
ソレは【敵がテンプレ化】しているだけの話であり、
だからどれもこれも「同じキャラ」になるのは当たり前なのですが、
しかし【読者のヘイト(不快指数)】は稼げるので、
PV的な問題で【一から敵キャラを造ろう】という発想は
作者に無いように感じます。
まぁ、ブッちゃけて云うと上記の「参考資料」
【女子高生コンクリート事件】の犯人を
『美少女化、美少年化』しているだけの話で
デスゲーム系の話などほぼコレですし
その主催者が少女だったら上記の
【凶悪犯美少女化】以外の何モノでもありません。
現に『美少女が罪無き者に嬉々として拷問を加える』のが
その作品の「売り」であり「萌え」だったりするわけで
(ワタシにはトコトン理解出来ない感情ですが……('A`))
その『快楽』は上述の事件の犯人となんら変わりないワケです。
「異世界転生モノ」になるとよりこの傾向が顕著となり、
前述の【凶悪犯】が「勇者」だったり「聖女」だったりします。
まぁ少なくとも何の罪も無い人間を
「〇ミ」だの「〇ズ」だのと云えてしまう時点で、
もう既にしてソレは【犯罪者予備軍】としか形容しようが無いでしょう。
そしてこれまた理解出来ないのですが、
前述の敵である「勇者」や「聖女」や「女神」にもファンがいて、
その最低最悪な言動や醜態を”持て囃す”人もいるので、
その作品の「感想欄」がカオスと化していて
正直見れたモンじゃなくなっているケースも存在します。
(ワタシには〇〇の巣窟にしか見えないのですが)
古今の名作には、『魅力ある敵キャラ』というのは付き物なのですが、
しかしソレがいつまでたっても「テンプレ」「コンクリ事件の犯人」レベルじゃ
その作品はいつまで経っても進化のしようがありません。
【敵キャラなんかムカつけばソレで良い】
という考えならば、まぁこれからも『同様のキャラ』が量産されていく事でしょう。
それで良いならソレでイイです。
ワタシは【嫌】ですが……('A`)