【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】

【ハードボイルドという概念】

【ハードボイルド】

＝元来、ゆで卵などが固くゆでられた状態を指す。

転じて感傷や恐怖などの感情に流されない、

冷静沈着、精神的・肉体的に強靭、妥協しないなどの人間の性格を表す。

　はいどうもこんにちは。

　思えば、『香港ノワール』で【ハードボイルド】という概念を知り、

以降ソレに伴う“サイコ・サスペンス” や歴史的な“武侠モノ”

“ピカレスクロマン”等をずっと追いかけてきたように想います。

　今現在もどうしても表題の描写に眼が行き、

故にその「反動」として実にラノベ的な

「ラブコメ」や「ヘタレ主人公」に不快感(ヘイト)が沸くのだと想います。

【ハードボイルド】という概念は、

有体に言葉にすると安っぽくなるので控えたいのですが

所謂『男の美学』や『男の生き様』『誇りや信念』を

命題(テーマ)として描写するモノです。

　此処に先述のラノベ的表現や設定、

ましてや「萌えも燃えも好きなんだ～」が入る余地は

一切御座いません。

　故にワタシがライトノベルを描(・)い(・)て(・)い(・)な(・)が(・)ら(・)も(・)

【ライトノベルが嫌い】、という理由も

一応は解って貰えると想います。

（ライトノベルという『創作』が嫌いなのではなく、

その「代表作」「（大半の）形式」が嫌いなのです……('A`)

　表題の概念や価値を一欠片でも持ち合わせているのなら、

「萌え」だの「ラブコメ」だのは恥ずかしくて描けません。

　だからソレを嬉々として書いているのは

【〇〇〇〇のおっさん】だと何度も云っています。

『美学』が無いのだから書いてるモノが【醜悪】になるのは

寧ろ必然の成り行きでしょう。

『男は下半身で生きている』と、

ある種の輩が平然と宣っていたりしますが、

ソレは決して【だからそのままで良い】という事を意味しません。

前述のようにソレは【醜悪な生き方】であり、

ソレで泣くのはいつも『か弱い女性』だからです。

まぁそんな考えだから【〇〇〇〇のおっさん】であるとも云えます……('A`)

【性悪説】は己を律(・)す(・)る(・)為(・)に(・)存在します。

表題の概念もまた然り。

　自身の『性欲』すら満足に制御出来ず、

いい齢こいて「萌えも燃えも～」とか抜かしている

【醜悪なおっさん】になりたいのなら、

もうあとは勝手にすれば良いでしょう。