【私情を優先させる主人公】
『私たちは自己満足が全てのひどい奴らだから!!』
はいどうもこんにちは。
信じられないかも知れませんが、
上記のセリフは本当に存在して
しかも「敵」じゃなく『主人公側』のセリフです……('A`)
余りにもムカつくので定期的にクサしたくなるくらいです。
ともあれ、“社会的”にはやったら完全【アウト】の所業でしょう、
作者が「ライトノベル」以外の経験が無いからに
端を発するかも知れませんが。
別に平々凡々な「サラリーマン」を書けとは言いませんが
その言動が余りに“社会性”を逸脱していると、
ただの【幼稚】なヤツに成り下がり
最悪その主人公が存在しているだけで
読者の“反感”を買うという始末になったりもします。
「普通の人間」を莫迦にするものではありません、
というか、地味で見栄えがしないかも知れませんが
自身の『仕事』に責任と誇りを持って
日々従事している人々は充分【特別】なのです。
その“積み重ね”によって『社会』は出来ています。
故にソレを軽んずる者にロクなモノが創れる通理はありません。
「自己満足」や「私情」で出来る『仕事』など在るでしょうか?
そんなモノはただの【ガキの遊び】ではないでしょうか?
ソレを『使命』だの『正義』だのと言い換えても、
所詮は「〇〇戦隊ごっこ」程度の違いでしかないでしょう。
有体に云います、【私情】とは基本【醜悪】なモノなのです。
だから『仕事に【私情】を挟むな』という言葉が存在します。
他者の為に『役立つ事』が仕事なのであり、
アナタが「自己満足」する事が仕事ではないのです。
故に読者は【無責任】なキャラに反感を抱くのです。
“好きな事を好きなようにやっている者”
などこの世に一人も存在しません。
人気アイドルだって厳しい『食事制限』のなか
日々何時間も歌やダンスのレッスンを繰り返さねばならないし、
ミュージシャンは『好きな歌』は歌わせてもらえない。
俳優だって分厚い脚本を短時間で【丸暗記】しなければならないのです、
クライマックスのセリフだけ言えば良いモノではない。
ここに【私情】や【自己満足】の入る余地が在るでしょうか?
その程度の『認識』で作品を書くから、
「キャラクター」も「ストーリー」も「世界観」も「設定」も、
その全てが崩壊して【〇〇つまらな】、
少々言葉が過ぎたようです、
今宵は此処までに致しましょう――。