【三角関係】
じぶんとそれからたつたもひとつのたましひと
完全そして永久にどこまでもいつしよに行かうとする
この変態を 『恋愛』 といふ
そしてどこまでもその方向では
決して求め得られないその恋愛の本質的な部分を
むりにもごまかし求め得やうとする
この傾向を【性慾】といふ
『宮沢賢治 小岩井農場より一節』
彼の文豪が、現状の「ライトノベル」を予見していたとは
少々驚きです。
そう、「三角関係モノ」や「ハーレムモノ」
全てがそうとは言いませんが往々にしてソコに書かれているモノは
『恋愛』ではなく【性欲】なのです……('A`)
「二人の人間を同時に好きになってしまった」
ではない。
「どっちの女とも〇りたいが両方に手を出すと面倒な事になる」
が、偽らざる本音と云った処でしょう。
好きであろうがそうでなかろうが女性を『尊重』していたら
「三角関係」になどなりようがないのですから。
ブッちゃけ
「美少女二人が俺を取り合って必死になってる、萌え~!」
という、こうして書くのも悍ましい、
しかしまぁそういった人間が存在するのも
また事実ではあります……('A`)
だからその主人公には卑屈で卑劣で言い訳がましい輩が多いのです。
本当に何度も何度も言いますが、
アナタにその『経験』はあるでしょうか?
或いは『知識』は? 実際にその『現場』を目の辺りにしたのでしょうか?
どうせ【参考資料】は「マ〇ロス」なのでしょう?
7だかFだか知らねーがどいつもこいつも(以下自主規制)
最後不調法、大変失礼致しました――。