【被虐に於ける病Ⅱ】
続けましょう。
では表題の【被虐に於ける病】とは
一体何ぞや? というコトですが
もったいぶってもしょうがないので一言で云いますが、
まぁ【被害者が自分を被害者だと思えなくなる】
というコトです。
上記の動画でも【最低の人間】から暴力を受けている女性は
ただひたすら『ごめんなさい』を繰り返しています。
【悪い】のは相手なのに【暴力が支配する空間】は
往々にしてこうなります。
そしてソレは『その場限り』のモノではなく、
暴行が終わった後も犯人が逮捕された後も
【永続的に続きます】
女性の『強〇事件』などで被害者女性が
【口を噤んでしまう】のは正にこの典型例、
自分が『被害者』ではなく【恐怖の虜】になってしまうからです。
女性作家が描く『復讐モノ』などだと、
「殺しても死んだ人間は帰って来ない」
「復讐しても被害者は喜ばない」
「復讐すればそれは犯人と同じだ」
等と云って【復讐しない話】が往々にして見られますが、
コレは偽善的というよりは【犯罪そのものに対する恐怖】
そもそも女性は【暴力に対する嫌悪感と拒否感が強い】ので
上記のような『結論』に往きついてしまうのでしょう。
『犯罪者を撃滅する感情』よりも【犯罪者と関わりたくない感情】
の方が我々「男」よりも遥かに強いからです。
(【女性のベルセルク(みたいな話)】って無いでしょう……('A`))
ともあれ、「ライトノベルの学校」に『虐めが無い』のは
この【現実の恐怖】と【被虐の病】が原因だからであり、
逆にあっても【チート能力で虐殺】なのは、
ソコが【ギリギリ怖くないライン】だからです。
身体を鍛えて格闘技を習って「虐めたヤツに復讐する話」が
「ライトノベル」にありますか?
ソレじゃまだ【怖い】んですよ、
ビーム一発で消し飛ばせるくらい【離れて】ないと……('A`)