【異世界 ❝帰りたくない❞ 症候群】
はいどうもこんにちは。
最近たまたま読んだ「異世界モノ」で、
まぁ話は大体「テンプレ」です。
『勝手に「クラス召喚」した〇〇女神が、
異世界人は全員「勇者」で
それに応じた「スキル」が与えられ
その能力で世界を救って欲しい――』
オロロロロロロロロロロロロロ×(∞)
失敬、話の途中ですが余りの嘔吐感を堪えられませんでした……('A`)
そしてまぁ、主人公の少年は
『自分は勇者になりたくない、
家族のいる元の世界に帰して欲しい』
と懇願するわけですが、しかし「帰りたい」のは彼一人だけで
他のクラスメートは【全員帰りたがりません】
その後、女神の作った「ワープホール」で
彼一人だけ『現実世界』に帰る事になるのですが
(お察しの通り、結果は騙されて【危険地帯に追放】されます……('A`))
もうこの時点で【異世界】って一体何なんだ?
という話にしかなりません。
上記の経緯から【人間の浅ましさ】しか感じ取れないのは
ワタシの感性がイカレてるからでしょうか?
一昔前の「ファンタジー」と云えば、
まだ『夢や希望』『幻想と神秘』が建て前にしろ
少しはあった気がするのですが、
【異世界転生】が主流になった後は
もうソレすらも消え失せました。
おそらく『楽して手に入る魔法やスキル』が無ければ
この結果も変わってくるのでしょうが、
しかし上記のようなストーリー、
果たして『ファンタジー』、そもそも『小説』と云えるのでしょうか?
まぁ解釈は人ぞれぞれですが、
ワタシはそろそろ【異世界に転生したいから死刑になりたい】
という『無敵の人』が出てこないのを心から祈ります……('A`)




