【クラス転移が表す人間の闇】
はいどうもこんにちは。
異世界転生モノに於ける『クラス転移』
そしてそのストーリーに於いて
『皆で協力して元の世界に帰る話』は皆無、
ほぼ確実に【クラス内での殺し合い】になる、
というのは今まで再三申し上げてきました。
異世界に行って『スキルや魔法を手に入れる』と、
途端に【能力の低い者への虐殺】がまず始まります。
まぁコレが追放系やざまぁ系の「テンプレ」と云えますが、
ソレがそのまま【学校というモノの本質】とも言い換える事が出来ます。
要するに【スキルや魔法が手に入ったら人殺す】んです、
ソレが『罪の無い者』であっても関係ありません。
要は【人を殺しても罪にならなければ】
明日から「教室」は死体だらけになるのと同じで、
その『人間の本質』は異世界だろうが現実だろうが
関係無いというコトです。
【虐めで人が死んでも罪になりません】
だから無くならない。
コレが【異世界で魔法で人殺す】のと
一体何が違うのでしょうか?
人間の『善性』があるからやらないのではなく、
【罰があるからやらないだけ】なのです。
だから「ナイフで直接刺す」のではなく
【虐め】のようなバレない陰湿な形を取る。
異世界に行けばソコは事実上の『無法地帯』ですから
剣でバラバラにするような露骨な嗜虐形態になるというだけです。
しかし【人間の悪辣さ】に違いはありません。
【虐めには三つの要素】があり、
ソレは『主導する者』『傍観する者』『実際に被害を受ける者』
で構成されています。
コレは殆どの『異世界クラス転移』で見られる傾向でしょう、
否寧ろソレのみと云っても過言ではありません。
【常に弱者を虐殺しようとする思惑が潜在している場所】
ソレが『学校の教室』です。
恐ろしいと想いませんか?
「違う」というのなら是非『反対意見』が聞きたいものです。
【殺し合いの無いクラス転移】が在れば、の話ですが。