【批判者の不在】
はいどうもこんにちは。
「何故ライトノベルを批判するのか?」
“シン” になる前の今作から何度か問われた事です。
しかし逆に聞きたいのですが、
「何故批判をしないのか?」
『批判の是非』については以前語った事があるので割愛しますが、
【批判】をしないという事は、ライトノベルを読んでいて
一切『疑問』も『不満』も抱かない、という事です。
「このヒロインは人間を捨て駒にして“モノ扱い(原作準拠表現)”
しているのに何故誰もソレを責めないのか?」
「この主人公は二股、三股を掛けていて
その身勝手さで対象(少女)を傷つけたり泣かしたりしているのに
何故誰も【嫌悪感】を抱かないのか?」
「寒いギャグシーンや無駄なエロシーンが乱雑に放り込まれている事に、
『不満』はないのか?」
「“設定”が明らかにアラと矛盾だらけなのに
その事に疑問を抱かないのはただの『思考停止』ではないか?」
「『強い』と書いてあったらその通りに受け止めるし、
『凄い』と書いてあったら自分の意志は関係なく受け入れる。
ソレはただの【カルト宗教 (洗脳)】ではないか?
敵も味方もヤってる事は三下の“チンピラ”と同じではないか?」
「萌えも燃えも好きなんだ~」
フゥ、上記のような作品を読んで
トコトン【最悪】な気分を味合わされて、
ガス抜きの為に『批判』を求めてネットを探したら
逆にソレが“称賛”されている始末だった時の
虚無感を想い出します……('A`)
(なにやら『作為的』なニオイは存分に感じますが……('A`))
よって誰も『批判』しないなら自分でヤるしかないのです。
ワタシと同じ気持ちの人も必ずいると信じて。
以前も云いましたが【悪いモノを放置する事】の方が
もっと悪い【巨悪】なのです。
【虐め】を放置して『批判』をしない
『性善説』など到底ワタシは受け入れられません。
“罪を憎んで人を憎まず”
は間違っています。
【罪】とは常に『人間』が犯すモノだからです。
よってこれからも時に辛辣な『批判』は出てくると想います。
だが辛辣になるのはその元がより【悪い】からです。
その意味で“批判の為の批判”は決して行っていないと此処に断言致します。
【悪】を『善』に見せ掛けようとする“欺瞞”こそが、
【最大の悪】だとワタシは想うからです。