【スクール・カースト ~子供が奴隷にされる世界Ⅱ~ 】
続けましょう。
この、「スクール・カースト」という名の【奴隷制度】
云うまでもなく【虐め】という名の犯罪との
『相性』は最悪ながら抜群です。
そもそも【奴隷制度】自体が【犯罪】なのだから
ソコに相乗効果が生まれないわけがありません。
……ワタシ個人の話をしましょうか。
コレは学生時代実際に『目撃』した光景なのですが、
一人の気弱な男子生徒を【裸に引ん剝いて】
【殴る蹴るの暴行を加え】【泣き叫ぶ彼を見てその姿を嘲笑する】
ソレを行っていたのは『スクール・カースト上位の者』
野球部、サッカー部主将やバスケ部のエース、
更には『生徒会長』までその中に混じっていました。
コレが【奴隷制】でなくて一体何なのでしょうか?
【人間が人間をゴミのように扱う】
【凶悪犯罪の現場】以外の一体何モノなのでしょうか?
ワタシの学生時代、今から数十年前ですらコレだったのです。
今はもっと『酷く』なっている、否、
【酷過ぎて報道出来ない状態】にまでなっているでしょう。
「学校」とはもう既に、当たり前のように【奴隷制】が蔓延り、
【凶悪犯罪】が無罪放免になる恐ろしい【魔窟】と化しているのです。
にも関らず今日も飽きずに「学園ラブコメ」を書いているラノベ作家。
『物事の本質』がまるで捉えられてないから、
だからアナタの話は薄っぺらいのです。
だから【世界は救うけど虐めは救えない】のです。
≪完≫
学生時代からある種の人間を【奴隷として扱っているから】
こうも見るも無惨で醜悪な行動が取れるのでしょう。
ソレに『感化』される人間は
”見て見ぬ振りをしていた者(「傍観者」)”です。
再度云いますが
【人間は異常な環境では異常な行動を取り易いのです】
社会に出てからもより陰湿となって続く
【虐めの構図(螺旋)】
この元が、「学校」に無いと、
一体誰が云えるでしょう――。