【善と偽善】
はいどうもこんにちは。
「なろう系」ライトノベルだとよくある話ですが、
「追放系」「ざまぁ系」で主人公は虐げられるのに、
その虐げた相手をも「助けよう」として
【いいよ、助けなくて】と想った経験は無いでしょうか?
主人公が「女キャラ」だとまたその比率が上がったりするのですが、
作者は『善行』を描いているつもりでも
『読者』がそうだと想わないのであれば
ソレは【善ではなく偽善】です。
この問題は端的に云うと全部【作者のイメージのみ】で
ソレを描こうとするから。
しかし明確な『知識』や『思考』無しに行われるソレは
往々にして『偽善』へと堕します、
現実でもそのような「団体」が度々【炎上】している事からも
ソレは明白です。
以前も云いましたが『人間の善性』とは
才能ではなく【能力】なので
努力、研鑽無しにソレが生まれる事はありません。
【頭の中で幾ら強い自分を夢想しても】現実では「弱い」のと一緒。
【イメージの中で幾ら善人ぶっても】ソレは現実には機能しません、
そもそも『実行』が出来ません。
「野球」を描くのに【その知識も経験も無く】
そもそもルールも知らない興味も無いのであれば
そんなストーリーは全て滅茶苦茶になってしまうでしょう。
『人間の善性』もソレと同じで
自分の勝手な想像だけで描けば
読者に『共感』してもらえる所か【不興】を買って
最悪炎上してしまうのです。
心のどこかで、『自分が良い人に思われたい』とか考えていませんか?
ソレがそのまま出るのが『創作』というモノです。