【原初的欲求とその代替】
はいどうもこんにちは。
昨今も相も変わらず『戦闘モノ』の人気は高く、
此処「小説家になろう」のランキングも
ほぼソレのみと云って良いでしょう。
まぁどこぞの落ちぶれた漫画家のように、
【ドラ〇ンボールは戦争誘発漫画だ!】
等とズレた妄言を宣うつもりはないですが、
ココで逆に提言してみたい事も御座います。
皆さん? 当然「戦争をやる」のは嫌でしょうが、
【戦争を観る】のは好きじゃないですか?
勿論『自分の安全が保障された状態』で。
昨今映画の『キン〇ダム』が大ヒットしてますが、
アレも【戦争が観れる】から大ヒットしてるんじゃないですか?
逆に『戦争のシーン』が無かったら鳴かず飛ばずで
閑古鳥が鳴いてるコトでしょう。
そう考えると過去のヒット作品にはほぼ漏れなく
【戦争(或いは戦闘)】のシーンがあり、
少年漫画はほぼソレのみというのも納得がいきます。
人間は勿論、「自分が戦争をする」のは好きじゃありません、
でも、安全地帯から【他人の戦争を観る】のは好きなんじゃないでしょうか?
遡ると『古代ローマのコロッセオ』にまで話が巻き戻ってしまいますが、
神話の時代から人間が持て囃すのはほぼ【戦いの記録(物語)】です。
そしてこの事こそが【戦争が起きる事】の『原初的欲求』
【戦争を起こす者】は『自分の安全が保障されている』から起こすんです。
もし起こして【自分が最前線で戦わなければならない】としたら
絶対に戦争なんかやりません。
つまり、【観る】と『行う』じゃこうまで如実に解釈が変わるのです。
字面にすると一目瞭然ですが、存外、この
【観る事】と『行う事』がごっちゃになっているパターンは
多いように感じます。
戦争は嫌です、愚かです、自分は絶対に巻き込まれたくありません。
でも自分と関係の無い【遥か遠くの出来事】だとしたら?
ソレを『娯楽』の一端として許容しませんか?
違うと云うのなら、何故『~~ウォーズ』という作品が多いのでしょう?
最後に、余談と偏見とワタシの勝手な意見の垂れ流しです。
ライトノベルで、「戦い」がメインの話なのに、
自分は戦わず【観てるだけの莫迦(男)】が出て来る作品は
ワタシは〇ぬほど嫌いです。
御清聴、ありがとう御座いました――。