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【シン・ライトノベルによくあるパターン:||】  作者: 沙波羅 或珂


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【腐蝕の根源】




 はいどうもこんにちは。

 以前、ワタシの持論で

【現状の社会の腐敗は、嘗て虐めを行った者がその中枢に喰い込んでいるから】

と申しましたが、コレについてもう少し深く掘り下げてみようと想います。


 ワタシに限らず学生時代、【虐めの現場】に居合わせた方は多いと想われますが、

ソノ時に嫌が応にも下記の”二つ”のコトを明確に思い知らされたと推察します。


【虐め(犯罪)を行っても罰せられない】

【力の有る者(スクール・カースト上位)には逆らえない】


 善いも悪いも無くコレは厳然とした【事実】です。

 そしてまた、下記の”二つ”を心の深層にまで刻み込まれた事でしょう。


【教師も教育委員会も警察も、誰も助けてくれない】

【自分では虐めを止める事が出来ないので、傍観する以外術が無い】


 どうでしょうか?

【社会の腐敗】【犯罪の温床】となる『条件』はもう

充分過ぎるほどに充たされていると想うのですが、

大企業や国家機関が犯す【巨悪】も、

コレ全く同じ『構造』だというのが見て取れます。


 コレらが「放置」される理由として、

まず【誰もその不正に対する声を上げない】

というのが挙げられますが、

コレは学生時代の【虐めの傍観】に当たります。

 責めてるわけではないので誤解の無いように、

そのような“腐蝕の一端”を、もう学生時代に

()()()()()()()()というのがこの論旨です。

 某ビッ〇・モーターの例を出すまでもなく、

あくまで「少数の内部告発」、多数派は【会社の横暴にされるがまま】

どれだけ不条理且つ理不尽な事をされても堪えるしかない、

コレはまんま【虐めの構造】と同じでしょう。

 当たり前の話ですが【凶悪犯罪】は罰せられなければ

より【凶悪】に他の多くの人々を蝕んで往きます。

何故なら()()()()()()()()その【犯罪(虐め)】が

『成功体験』になってしまうからです。

 そしてその『成功体験』は、愚かな【犯罪者】にとっては、

自分を『神』か何かと勘違いするには充分な理由でしょう。

 ワタシは大人になってもパワハラ、モラハラ、ブラック企業などで

逮捕される人間は【過去に虐めをやっていた】と確信していますし、

そして全てでは無いですがその者の毒牙に掛かってしまう人間の中にも、

『嘗ての虐めの被害者』が相当数いるのではないかと推察しています。

 いずれにせよ【社会の腐敗】は大人になって急に始まるのではない、

まだ物心も付かない『子供』の頃から、

もう既()()()()()()()のです。


 最後に余談ですが、ライトノベルでも

敵の〇〇みたいなキャラをやたらフューチャーしたり

持ち上げている作者も読者も、

嘗ての【虐めの加害者】だったんじゃないかと邪推してしまいますね。

 コレは違ったら申し訳ありません、悪しからず、

でも【悪趣味】だとは想います純粋に。


挿絵(By みてみん)




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