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捨てられた異世界転生者  作者: 猫だるま
勇者救出!〜ストナ皇教国編〜
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皇教国での日常

 斎藤三曹達3人がいるストナ皇教国は余り取り引き出来る様な特産品の無い商人にとってみては魅力に欠けた国で在る…商会もマーレ商会がかろうじて大商会と呼べる位で他は家族経営的な小規模な商会で数も少ない…最初に来た頃は…「何で王国や帝国でなく我が国なのか?」と変わり者を見る様に何度も尋ねられた!…その度に「商会の世界進出の一環で…」と応えたモノだった…そんな中!今日もアリが寄ってくる…


『最近!我が教会へのお布施が滞っておる様だが…他にだけお布施をしたりはしとるまいなァ?』と東の教会の者が集りに来て言う…


『この国での売り上げは芳しく無く…お布施や献上品ばかりでは商売が立ち行かなくなります!売り上げが出れば誠心誠意にお布施致しますが?…』と斎藤三曹が応えた…


『女神様のご加護を受け商売を上手く行かせたいなら!お布施をケチらぬ事だなァ!…商人はズル賢いからな!信仰と儲けを天秤に掛けてると神の逆鱗に触れる事を肝に銘ずるんだなァ!』と話して出て行った…


 実際…皇教国での帳簿は赤字で在る!庶民は貧しく食料品や石鹸は最低限まで利益を落とさないと手が出ない上に下げても量は差程増えない…教会は集るのに際限ないクセに取り引きするのは古くからの付き合いの店で他所者には神の名を悪用した集りのみで害しか無かった…


捜索隊も任務完了後は怪しまれぬ頃合いを見定めて撤収が決定事項で在った…


『やれやれ!…やっと帰ったか?…教会関係者は男も女も趣向品や美容品は我が商会でしか手に入らないのに難癖をつけてタダで貰おうとして金を払う気が無い者達ばかりのクセに金までせびるからなァ!…害悪でしかない!』と嫌な顔で斎藤三曹が話す…


『彼等の教えの神って?商人からしたら貧乏神みたいっㇲよねェ?…桃○のキ○グボンビーかァ?っつう〜のォ!』と三塚三曹も続く…


『まぁ〜気持ちは分かりますが任務完了までは上手く足らうしか無いでしょうねェ?…』と福島刑事も呆れて話した…


『王国では様々な商品が大人気みたいで!トーラス商会の価値は高いらしいし…売り上げも黒字ですもんねぇ?…帝国も魔物の素材やミスリル鉱石で元は取れたらしいですからねェ?…皇教国が商売には向いて無いのだから早く閉めたいですよ!…』と斎藤三曹が愚痴った…


 トーラス商会的にはストナ皇教国が赤字でも他の2大国で黒字が出ているので…初期費用や定期便馬車の経費を引いてもトータルで黒字だった為閉めて撤収しても問題は無いので在った…


そんな中…先だってに!ぞんざいな態度で在った神殿の上級神官が再度現れた…


『先日はご苦労で在ったなァ!…喜べ!教皇様がそなた達の献上品がとても気に入られた!再度の献上を御所望なされておる!出来るなァ?』と何時ものぞんざいさで言う…


『申し訳在りませんが…当商会は皇教国での商いは諦めて撤収が決定しており!商品も入荷で無く出荷で送り返しておりますので!ご希望には沿えません!』と斎藤三曹が応えた…


『なっ?……そなた達は良いのか?…教皇様の覚えが叶えば将来的には中央神殿との取り引きも可能になるかも知れんぞォ?…』と慌てながら神官が問う…


『有り難き事ですが…本店の会長の判断ですから!申し訳在りませんが!…』と斎藤三曹が頭を下げた…


『女神アテナへの信仰を何と心得るか?…コレだから商人は信用ならんのだァ!』と怒り心頭な捨てゼリフを残して神官は出て行った…


『何んか怒って出て行っちゃったっㇲねぇ〜?キングボ○ビー!…』と三塚三曹が笑う…


『気にするな!…大した事は無い!』と斎藤三曹が応える…


『買う!…と云う選択が無い時点でもう客でも無い訳ですから…』と福島刑事も呆れて話した…


 斎藤三曹の言葉どおりに皇教国からの撤収はロバートからの指示で在った…斎藤は精力剤の増加を手紙で希望していたが?…返された返事で差して悪影響は皇教国なら無いので早々に撤収する様に!と…


3人が皇教国での日常を行っている時に神殿でも草笛女史が計画を着々と進めながも日常を過ごしていた…


『マジック・ブレイク!どう?魔法消えた?』草笛女史が問う…


『はい!御使い様に当てようと発っした魔法は消されました!』セグリーが応える…


『この魔法は魔法師やガマ教皇相手に使えるわねェ!…』草笛女史が笑顔で云う…


 2人はここ最近…訓練が前回の一件以降!対人から魔法発動の速さに変わった為に療養中で不参加のセグリーが姿を消して目ぼしい使える魔法が載った本を図書室から訓練中にセグリーが探して持ち込み…草笛女史の部屋で試していたのだった…セグリー自身もブランドやスリープ等を習得して来る計画に備えていた!


『ガマ教皇は守りの指輪で魔法攻撃や物理攻撃を防いでいるから!油断させて何とか上手く外す様に誘導するから…外したら直ぐに行動するのよ!』とセグリーに草笛女史が確認した…


 2人は何時ガマ教皇に呼ばれてもいい様に準備を進めつつ自由な未来へと希望を抱き念入りに魔法の練習に明け暮れるので在った…

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