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捨てられた異世界転生者  作者: 猫だるま
勇者救出!〜王国捜索隊編〜
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悪党たちの賛歌〜悪いヤツほど良く眠る〜

『何じゃ!…ココは天国かぁ?…』ドワーフが鉄製のライオンの口から溢れ出る熱燗を掬い飲みしながらのたまわる!


そう!ココは熱燗風呂が有る新たな温泉施設なのだ…熱燗風呂の横にはホットワイン風呂が在りソチラにはエルフが優雅にグラス片手に浸かっていた…2つとも早い話しが酒だ!…効能何てあるはずが無い!…逆に肝機能悪化と二日酔いのペナルティが有りそうだが酒好きドワーフ達なので構わない!……阿呆だから……


ココは町より山に登った高台に在る施設だが町からの日帰り登山でも宿泊でも対応していて!…高台の迫り出した露天風呂からの景色は絶景だ!酒の風呂以外にも様々な効能がある普通の温泉も在り鉄分が多い泉質とアルカリ性の強い泉質の湯が楽しめる温泉施設だ…


ココ以外にも海沿いの塩分を含んだ泉質の温泉施設と森と反対側の川を渡った研究所の先に炭酸泉の温泉施設を新たに創り…人口増加による混雑をさせない様にしている!…3ヶ月後にはリニアの電車が走る予定で海沿いの村と繋がり日帰りでの海水浴&温泉も可能になる!…どんどん豊かで快適な場所に俺の世界は変わり続けていた…







ポトが気楽に温泉を楽しんでる頃…王国では…


『ただ今帰りました!…』と原田一曹が入ってくる…


『勇者山本がトンプソン伯爵令嬢に手紙を託けたらしく受け取って来ました!』と手紙を手に原田一曹が続けた…


封筒から手紙を出して読んでみる!…2週間後に初めての実地訓練が行われる予定だが最初なので目の届かない奥には行けない様だ!…ただ此れからは1週間に一度は実地訓練になるらしいので慣れた一月後位に計画を実行しようと話し合う原田達で在った…



次の日…今日は休日だが我々3人には王都内の様々な声を拾える貴重な機会として今日も市場に出かける…屋台では碧之国からの味噌を使った海鮮の料理なども有り一昔前のザイルの街よりは多様で在る…食べ歩きしながら情報収集してた3人は不穏な視線に気付いた…


『つけられてますねぇ!』元木刑事が小声で呟く…


『ああっ!…ココじゃ騒ぎが大きくなる!…ソノ先の路地を左に入ってから対応するか?…』と清水刑事が応えた…


3人は出歩く際は折りたたみ式の警棒と左胸脇にはサイレンサー付きの銃を装備しており…上半身には服の下に防刃用ベストも装着している…


3人が路地裏に消えると5人の男達が走って追いかけてきた…


『我々に何かご用でしょうか?…』清水刑事が問う…


『用だと!…テメェらが会長の忠告も聞かずマルクス商会とべったりだから…少し痛い目に遭わせてこの国の道理と云うモノを教えてやろうと思ってなぁ〜!…』とムサいヒゲづらの男がニヤけて言う…


『ドナルド商会の関係者でしたか?…でっ?ココで騒ぎを起こしますか?…』と原田一曹が問う…


男達は路地を塞ぐ様に横に広がり剣を抜いた…


清水刑事達も“やれやれ…”といった態度で警棒と銃を両手に持って身構えた…


原田一曹の躊躇しない冷静な一発が大男の足を2発目が剣を持つ右肩を撃ち抜く!…大男は呻き声をあげて跪く…


『魔法か?…オイ!こいつ等魔法使いだぞォ!お前ら気を付けろ!…』とヒゲづらの男が言う…


斬りかかって来た男に元木刑事は横に半身で避けながら警棒で手首を折る!…


清水刑事も襲ってくる剣を警棒で祓うと逮捕術の体術で男を転ばすと持ってる銃のグリップ部分で頭を叩いて意識を簒った…


数が不利になったヒゲづら男は仲間を置き去りに逃げ出す!…その後ろ姿に原田一曹が再度一発足を撃ち抜き転ばした!…残った1人は剣を投げ捨てて降参した為に後始末を任せて清水刑事達はその場を後にした…


『大人しくしてる奴らで無いとは思ってましたが?…やはりちょっかいかけて来ましたねぇ?』と元木刑事が話す…


『荒事は望まないのですが…計画の邪魔になる様なら潰すしか在りませんねぇ!』と原田一曹が応える…


『アレの後ろは…おそらくは例のロックランド侯爵だろうから?奴さんがコチラに!どう…動いてくるか?だろうなぁ〜!』と清水刑事も続いた…



数日後…御用聞きに原田一曹がトンプソン伯爵夫人の元を訪ねると困った顔の伯爵夫人が耳元で話した…


『ロックランド様が以後トーラス商会と取り引きする家には砂糖を回さない!…と言って回ってる様よ!…我が家としては美容品を取り引きしたいと願っているのだけど…砂糖が無いと料理等に影響が出るから!…どうしたらイイものかしらねぇ〜?…』と頭を横に振った…


やはり悪党どもが動いたかと原田一曹は思いながら伯爵夫人には砂糖問題は解決策に心当たりが在るので状況を見てる様に提案して後にした…


 原田一曹が持ち帰った情報を元に速効でマルクス商会の副会長と共に動いた…公爵家とランドルフ侯爵家に大公の元を巡り…ロックランド侯爵家が出さない分の砂糖とコーヒーをトーラス商会が同じ量を市場価格より2割安く出す話しをして貴族達に広めて貰い!…3人が率先して取り引きをする事で事態の沈静化を図る様に提案して了承させた…


マルクス商会の副会長曰く…借金で負い目の有るロックランド侯爵に会長が「事の次第では以後のお付き合いも考えねばなりません!」と釘を刺してくれるそうなので…アチラの出方を見守る事にしていた…


計画の為にも早く問題が解決する事を3人は願うしか無かった…







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